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「非常時用の知識」 栓抜き不要! 割り箸で瓶のフタを開ける方法に反響
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災害がいつ発生するか、誰にも予測することはできません。普段あまり活用することがなくても、豆知識として知っていることで、もしものときに役立つことは意外と多いもの。警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)の公式ツイッターでは、てこの原理を活用した瓶のフタの開け方を紹介。「災害時に役立ちそう」と話題になっています。
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ステイオンタブと割り箸を使ったドリンク瓶のフタの開け方
ビールやジュース、炭酸飲料が入った瓶を密封するギザギザのあるフタ。このフタは王冠タイプといわれ、一般的には栓抜きがなければ開けることは困難です。警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターでは、栓抜きを使わずに王冠タイプのドリンク瓶のフタを開ける方法を動画で紹介。
この方法は、災害時はもちろんのこと、キャンプなどのアウトドアシーンで栓抜きを忘れたときなどにも使えそうです。用意するものは、割られていない割り箸と缶ジュースのプルタブ(ステイオンタブ)の2つのみ。
1. 缶ジュースのプルタブ(ステイオンタブ)のタブの部分に、割っていない割り箸を差し込む
2. プルタブのもう一方の穴が空いている部分を瓶のフタのギザギザに引っかける
3. 割り箸と瓶のフタが当たっている部分(=支点)を中心として押さえ、てこの原理を利用して割り箸を上に持ち上げていくとフタが開く
投稿は反響を呼び、2000件を超える“いいね”が。リプライ(返信)には、「これはすごい! 災害時に役立ちそう。何かのときのために覚えとく!」「非常時用の知識」「機会があればやってみます」「勉強になりますよ!」「キャンプで栓抜き忘れたときにも使えそう」といった声が寄せられています。
ちなみに、缶ジュースのフタのタイプは2種類。缶から引きはがして開けるタイプをプルタブ(プルトップ式)、缶から取れず押し込まれて開缶するタイプをステイオンタブといいます。今回のてこの原理を活用した瓶のフタの開け方は、ステイオンタブを缶から外して使用する方法です。豆知識として覚えておくと、もしものときに役立ちそうですね。実践する際はけがに気をつけましょう。
(Hint-Pot編集部)