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静電気が発生しにくくなる裏ワザ 衣服の素材選びに便利な表が話題 「永久保存版」
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ドアノブに触れたときや、セーターを脱ぐときなどにバチッとくる静電気。なるべく発生させたくないですよね。それには、静電気を帯電しにくくすることが大切。洗濯にまつわる情報を発信している花王株式会社のお洗濯まわり公式ツイッター(@kao_attackjp)によると、重ね着をする際にひと工夫するだけで、静電気が起こりにくくなるそう。また、重ね着のヒントになる「繊維摩擦の帯電列」の表を投稿し注目を集めています。
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空気が乾燥して寒い時期に発生しやすい 静電気を防ぐには
冬は防寒のために、たくさん重ね着をしますよね。物質にはプラスに帯電しやすいものとマイナスに帯電しやすいものがあり、プラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材でできた衣服同士がこすれ合うことで帯電しやすくなります。
そこで、静電気が発生しにくいコーディネートを考えるときに役立つのが、花王株式会社お洗濯まわりの公式ツイッターが投稿した「繊維の摩擦の帯電列」の表です。
図を見てみると、アセレートを中心に「プラス」の電気を帯びやすい繊維として絹、木綿、レーヨン、ナイロン、羊毛が並んでいます。後に出てきた素材ほど、プラスの電気を帯びやすい素材です。そして、「マイナス」の電気を帯びやすい繊維としてビニロン、ポリエステル、アクリル、ポリ塩化ビニール、ポリエチレンが並びました。こちらも同様に、後に出てきた素材ほどマイナスの電気を帯びやすくなっています。
プラスとマイナスの差が大きいほど静電気が発生しやすくなるため、図で並び位置が近い素材同士を重ね着すると静電気が起こりにくくなるそうです。
驚きの豆知識は注目を集め、ツイートのリプライ(返信)には「以前はタイツとスカートとか気にせず購入して、思いっきりプラスとマイナスで『ムキー!』となっていました(笑)」と、静電気で嫌な思いをしたことがある人からコメントが。また、引用ツイートには「なんと便利な早見表! 『絹や木綿は静電気起こりにくい』説は中間のあたりだからですね」「おお! これは便利!」「メモ」「これは永久保存していいやつだ」など感謝の声も見られました。
洋服に付いている繊維の表示ラベルを確認し、静電気が起きにくい繊維同士の重ね着をすることで嫌な静電気が発生しにくくなるのでおすすめです。
(Hint-Pot編集部)