どうぶつ
ルーマニアの林に捨てられた子犬 飼い主を待ち続ける姿に涙 保護した女性に感謝の声続々
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ルーマニアの冬枯れした林の中で発見された1匹の捨て犬。飼い主に置き去りにされた後も迎えを待つかのように、1週間もの間ずっとその場を離れなかったそう。動物保護団体の女性が保護し、安全な場所へと連れていく様子をとらえた感動的な救出劇が話題になっています。
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捨てられてから1週間が経過…林の脇道で子犬を保護
子犬を救出したのは、ルーマニアを拠点に活動している動物保護団体「サディーズ・ドッグ・レスキュー」スタッフのローラさん。ローラさんはそのときの様子を自身のTikTokに投稿し、世界中から称賛を浴びています。
ある日、ローラさんは車で通りかかった林道の脇で、あるものが目に留まりました。車を降りて近寄ってみると、それは1匹の子犬。ルーマニアの冬は寒さが厳しく、3月頃までは気温が低いため、子犬は枯れた草の上で丸くなり、身を小さくして震えていたそうです。
ローラさんは保護しようと近づきますが、空腹で動けないのか、子犬はその場で身をすくめたまま様子をうかがっています。そこでローラさんは、小さくちぎったフードを子犬の口元に持っていきました。すると、子犬は少しためらいながらもフードを食べ、安心した表情を浮かべます。
ローラさんを信用したのか、子犬は後ろ足を少し引きずりながら近寄ってきたそう。ローラさんが優しく頭を撫でると、瞳もどんどんと輝きを取り戻していきました。こうしてローラさんは、子犬の首にスリップリードをかけると優しく抱きかかえ、車に積んであるケージの中へ。そのまま保護施設へ向かいました。
投稿は反響を呼び、1.4万件を超える“いいね”が集まりました。コメント欄には「胸が張り裂けそうです。子犬を助けてくれてありがとう」「あなたは天使です。神のお恵みがありますように」など、ローラさんの行動に感謝する声が続々と寄せられています。
ローラさんの投稿によると、子犬は保護されたとき、飼い主から捨てられて1週間ほど経っていたそう。健気に飼い主を待ち続けた子犬を前に「どうしてこんなことができるのか、私にはまったく理解できない」と、ローラさんは悲痛な思いを綴っています。
動物を家族として迎え入れたのなら、たとえどんな理由があっても最後まで責任を持つことが飼い主の役目です。ローラさんは、人間の都合によって悲しい思いをする動物たちがいなくなることを心から願っています。
(Hint-Pot編集部)