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散歩中にナイフを見つけた大型犬 警官と犯人のようなやりとりが話題に
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愛犬との散歩中、わんちゃんが道端にある木の枝や石などを見つけては、“お宝”を持ち帰ろうとすることはよくあるもの。もちろん、道にはわんちゃんの健康に害を及ぼすものも多く落ちているため注意が必要です。米国では先日、友人からのお願いで犬の散歩を手伝っていた男性に思わぬハプニングが起き、大きな話題に。米紙「ニューヨーク・ポスト」が報じています。
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わんちゃんがくわえたものを見てパニックに 手放すための“交渉”をするも…
同紙によると、散歩中のハプニングで話題を集めたのは米オハイオ州シルバニア在住のマット・パプロッキさんとグレートピレニーズの「テオ」くん。パプロッキさんは先日、友人からテオくんの散歩を頼まれ手伝うことに。この日2回目の散歩で“ハプニング”は起きました。
その散歩の道中、テオくんは道端に積まれてあった木の枝や棒の山に顔を突っ込んだそう。そして、次の瞬間には思わぬものをくわえていました。
「金属が光るのが見えて……すぐにパニックになりました」
何とテオくんがくわえていたのは、鋭利な果物ナイフだったのです。柄の部分をくわえ事なきを得ていますが、その姿はまるでパプロッキさんにナイフを突き付けているよう。パニック状態のパプロッキさんは「テオ、ナイフを捨てなさい」と警告します。まるで犯人と警察官のやりとりです。
しかし、テオくんはくわえたナイフを放さず。どうやら、テオくんは一度ゲットしたものはなかなか手放してくれないようです。グレートピレニーズの性格をよく心得ていたパプロッキさんは、ここで“交渉”に出ます。
「(くわえたものを放してもらおうとする場合)もっと価値のあるものと交換しないとダメなんです。いつも持参している動物用のクッキーと交換してもらおうとしたのですが、ダメでした。良い感じの棒切れでもうまくいかず。走り回って、ナイフで遊んでしまわないのか、とにかく心配でした」
頑なにナイフを渡そうとしないテオくんに困ったパプロッキさんは、その様子を動画に収め飼い主へ送りました。すると、数分で飼い主が駆け付け、家に一度戻ることに。
家に戻ると、食べ物で交渉を継続。ホイップクリームでも渡そうとしなかったそうですが、最終的にサーモンでテオくんは納得し、ナイフを落としてくれました。
今回の出来事には、他のメディアも注目。反響を呼んだ動画を紹介するYouTubeチャンネル「ストーリーフル・バイラル」がこの様子を公開すると、「一体どうやってナイフを拾った?」といった驚きのコメントが寄せられていました。
一時はパニックに襲われたパプロッキさん。しかし、記事では「今は笑い話になりました。ちょっとだけですが」とその後の心境を明かしています。
(Hint-Pot編集部)