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車の騒音トラブル防止に自動車学校が注意喚起 静かなドアの閉め方とは
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車の騒音トラブルというとエンジン音やマフラー音を想像しますが、実はちょっとしたことでもトラブルの原因になるようです。自動車のドアを閉める際、必要以上に力を込めて大きな音を立てていませんか? 栃木県那須烏山市にある烏山自動車学校は、公式ツイッター(@KarasuyamaDS)で「ドアの閉め方で騒音トラブルになることもある」と注意喚起をしています。雑なときと丁寧に閉めたときとの音の違いを比較し、話題になっています。
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静かなドアの閉め方 最後にグイッと手に力を入れてドアを押し込むイメージ
半ドアにならないよう、ついつい力を込めて閉めてしまいがちな自動車のドア。勢いをつけすぎると、騒音トラブルに発展することがあるようです。烏山自動車学校は注意喚起するため、公式ツイッターに2本の動画を投稿しました。
1本目の動画では、強い力で閉めた例と優しく閉めた例を比較。少し遠目の位置から手に力を込め、勢いをつけたドアの閉め方は、普段なにげなくやりがちです。当然ですが、“バン!”と大きな音が立ち車自体も揺れるほどの衝撃が。
一方、同校がおすすめする2つ目の閉め方は、手でドアの取っ手を持ったまま閉じるまで離しません。そして最後に少し手に力を入れてグイッとドアを押し込むイメージで閉めています。すると、“カチャン”と小さな音しか立ちませんでした。
さらにツリー投稿された2本目の動画は、「車によってはこれくらいの優しい力で閉めることができる」という一文とともにさらに小さな音で閉められた様子を紹介しています。
反響を呼んだ2つの動画ツイートのリプライ(返信)には、「マンションの駐車場で強くドアを閉められると、部屋にまで振動がくるときがあります」「夜中や早朝はとくにですが、日中も夜勤関係で寝ていたり、赤ちゃんがいたりするので、やはり静かなドアの開閉は大事ですね」といった共感の声が。
また、「住宅街だと音が響くので、思いっきり閉める動作だと近所迷惑になるんですよね。でも最近の車は密閉性が高いから強く閉めないと閉まりにくいこともあるけど、動画のように優しく押し込むように閉めれば半ドアになることはないですね」など納得の声も寄せられていました。
最近の車にはドアクローザーシステムなど、自動でドアが完全に閉まる機能が付いていることもあります。指を挟むなどの事故には十分に気をつけつつ、便利機能を使うことでドアの閉め方による騒音を防ぐ方法もあります。
今回は外から閉める際の方法を紹介していましたが、車内から閉める際もできるだけ優しく引くようにしましょう。窓を開けておくとより小さな力で引くことができます。さらにトランクを閉める際もついつい力を込めてしまいがちですが気をつけるようにしましょう。
(Hint-Pot編集部)