野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の準決勝が現地時間20日に行われ、日本代表（侍ジャパン）はメキシコに6-5の劇的なサヨナラ勝利を収めました。連覇した2009年以来となる14年ぶりの決勝進出に、各地から祝福の声が届いています。そこで「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は、在日メキシコ大使館の温かいツイートに注目しました。

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侍ジャパンがメキシコ代表に逆転勝利　14年ぶりの決勝へ

「WBC日本代表、決勝進出おめでとうございます」

　試合終了後、こんなメッセージを日本語で投稿したのは、在日メキシコ大使館（東京都千代田区）の公式アカウント（@EmbamexJP）でした。

　一緒に投稿された3枚の写真には侍ジャパンと戦ったメキシコ代表メンバーの雄姿が。その中の1枚には、2021年メージャーリーグ・ベースボール（MLB）でルーキー・オブ・ザ・イヤー（新人王）を受賞したメキシコのランディ・アロサレーナ選手と、大谷翔平選手の2人が腕組みをして笑みを浮かべている貴重なツーショットも。

「日本の攻め、メキシコの守り、侍ジャパンの粘り強さ。最後まで一瞬も目を離せない、最高の試合をありがとうございました」

　9回の表までは4-5で敗れていた侍ジャパン。9回裏に大谷選手と周東佑京選手が塁に出ると、村上宗隆選手があわやホームランかと思われたフェンスを直撃する長打を放ち、劇的なサヨナラ勝利で3大会ぶりの決勝進出を決めました。

「決勝でもメキシコチームの分まで頑張って下さい！！」と締めくくられた、メキシコ大使館の投稿は5.5万件を超す“いいね”を集めて話題に。リプライ（返信）には、「メキシコさん、強かった、ありがとう」「勝敗を分けたのは本当紙一重で…素晴らしい試合をありがとうございました」「ありがとう！　いい試合でした」「最初から最後まで最高の試合でした」など日本のファンからのメキシコ代表への感謝の言葉が寄せられていました。

　メキシコ大使館の応援を受けて、侍ジャパンはいよいよ現地時間21日（日本時間22日8時プレイボール）に地元アメリカとの決勝戦に挑みます。手に汗握る、感動の瞬間をもう一度見せてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）