話題
コロナ禍で高校生活を過ごした卒業生に特別な思い出を 玩具メーカーコラボのサプライズに大反響
公開日: / 更新日:
子どもから大人まで、近年ブームになっているカプセルトイ。お目当てのアイテムが入っていたときの高揚感は、大人になっても湧きますよね。玩具メーカーで、カプセルトイ事業を展開する株式会社バンダイは、コロナ禍の中で高校生活を過ごした青稜高等学校(東京都品川区)の2022年度卒業生に、お祝いとして「ガシャポン」(カプセルトイ)をサプライズプレゼント。いったい、どんなアイテムが入っていたのでしょうか。同社の公式TikTokで公開された動画が、2.5万件を超える“いいね”を集め反響を呼んでいます。
◇ ◇ ◇
学校内に設置された100台の「ガシャポン」にテンションMAX
この企画は、「『ガシャポン』を通じてもっと世の中をワクワクさせたい」という株式会社バンダイのベンダー事業部と、青陵高等学校の教員たちの思いが結び付いたことで実現。卒業生には内緒で進められた、サプライズ企画だったそうです。同社の公式TikTokに投稿された動画では、サプライズ企画を実行する、卒業式当日の様子が収められています。
最後のホームルーム中、卒業生に内緒でホールやグラウンドに次々と運ばれていく100台の「ガシャポン」。カプセルの中には同校の校舎や制服、生徒手帳、近隣のパン店など、学生たちの思い出を形にした「オリジナルアクリルチャーム」が入っています。
ホームルームを終え教室から出てきた卒業生たちは、設置された「ガシャポン」にテンションMAX! 笑顔でレバーを回し、出てきたチャームをうれしそうに友達同士で見せ合うなど微笑ましい光景が広がりました。
大成功で幕を閉じた今回のサプライズ企画。その様子がTikTokで公開されると、2.5万件以上の“いいね”を集めました。コメント欄には「いいな」「これは、涙 絶対うれしい」「こんな企画最高すぎる」「うちにも来てほしい~」「その場で交換会もできそう」「いいアイデアだ」とサプライズを称賛する声のほか、「本当におめでとうございます」「ご卒業おめでとう!」など、卒業生を祝う声も寄せられました。
中身は全部で20種類 先生たちも協力
企画担当者によると、今回の「ガシャポン」の中身は、担任の先生や生徒会のメンバーからの意見をもとに制作。コロナ禍で高校生活を過ごした卒業生たちに特別な思い出をプレゼントしたいという思いを込め、全20種のチャームが作られました。また、卒業生たちに完璧なサプライズを提供するために、何度も学校に足を運び綿密な計画を立てたそうです。
「ガシャポン」を回した卒業生は、「最後にこういうサプライズがあって、思い出になりました」「学校に行かなくなると思うと寂しい。でも、楽しかった思い出をこうやって形に残してもらえると、すぐに思い出せる」と笑顔を見せました。
卒業生たちにとって思い出に残る、最高のサプライズ。この日の思い出やワクワクする気持ちを、いつまでも大切にしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)