どうぶつ
元保護ねこたちの兄弟愛が尊い 毛づくろいする姿に1万人感動 「健気で優しい」
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悲痛な鳴き声を上げるマナくん 病院は苦手なまま
病院嫌いなマナくんを優しくケアしたボスくん。病院でも、それぞれまったく違う反応を見せていたそう。
「マナくんはキャリーにいる間ずっと悲痛な鳴き声を上げていましたが、診察台に上げられたときにはカチカチに固まって、ぬいぐるみのようにされるがままになっていました。
ただ、診察が終わって帰るときはそんなに鳴いていませんでしたね。賢い子なので帰るのだとわかっていたのかなと思います。ボスに関しては毎週、多いときは週に3回くらい病院通いをしているため、通院に関してはベテランの域で落ち着き払っていました」
4匹のねこきょうだいにとって、いつもは頼れるお兄ちゃん的存在であるマナくん。家族に対してはとっても甘えん坊ですが、実は家族以外の人がとても苦手だそう。来客があると、家具などの隙間に入って出てこないのだとか。病院が苦手な理由もそこに一因があるようです。
「まず家から出るのが嫌なのだと思います。また、マナくんは健康状態に問題がなく、病院には年に1度の予防接種と数か月に1度健康診断に連れていく程度なので、慣れることもなく苦手なままなのだと思います」
大好きなマナくんのためなら、口に毛が入ってもなんのその!
ボスくんはその後も、数十分ほどマナくんの毛づくろいをしていたそう。換毛期で抜けやすくなっているマナくんの毛が口に入っても、自分の口周りの掃除をしながら毛づくろいを続けました。
普段から喧嘩をすることもなく、お互いを気にかけながら仲良く過ごしているというマナくんとボスくん。いつもと違って元気がないマナくんを心配して、ボスくんなりに励ましていたのかもしれませんね。
個性豊かなねこきょうだいの普段の様子は、YouTubeチャンネル「コンドリア水戸」や、インスタグラム(mitoconcon)でも見ることができます。これからもきょうだい仲良く、幸せな日々を送ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)