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はがれにくい絆創膏の貼り方 耐久性や関節の曲げやすさを検証してみた
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傷の応急処置や治りを早めるのに便利な絆創膏。しかし、貼り方や貼る場所によっては、動かしている間にはがれてしまうことがあります。そこで今回は、とくにはがれやすい指の関節部分に貼った絆創膏が、はがれにくくなる裏ワザを紹介します。
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絆創膏にハサミで切り込みを入れ、関節に貼り付ける
絆創膏にはさまざまな種類がありますが、今回はもっとも価格が安く、ポピュラーな塩ビタイプを使用しました。防水性や伸縮性がありますが、関節の上から巻き付けるように貼ると、動かしているうちに接着部に隙間ができ、水仕事をすると水が入りやすく、はがれてしまいがちです。そこで、裏ワザではちょっとしたひと工夫で関節部を避けて、貼れるようにするのがポイントです。
【絆創膏がはがれにくくなる貼り方】
1. 絆創膏のテープ部分の端から真ん中のパッド部分まで、ハサミで縦に切り込みを入れる。パッド部分まで切らないように注意。反対側も同じように切り込みを入れる
2. パッド部分に指を置き、カットして二又になったテープの上部を1つ取り、斜め上に向かって貼る
3. 反対側のテープを取り、2のテープ部分の上へクロスするように貼る。関節の部分にかぶらないように、下部のテープは斜め下に向かってクロスさせるように貼る。
裏ワザを使った貼り方は関節が曲げやすい
絆創膏の耐久性を検証するため、よく動かす利き手の人差し指と中指の関節部分に絆創膏を貼り付けます。中指は裏ワザを使わずに、人差し指は裏ワザを使って貼り付けて、手洗いや炊事、パソコン作業などを行いました。
絆創膏に伸縮性があったためか、どちらの方法でも絆創膏がはがれることなく一日過ごすことができました。
ただし、裏ワザを使った貼り方は、テープ部分に切り込みが入っていたことで関節が曲げやすくなりました。絆創膏をそのまま貼ると関節が曲がりにくく、作業がしづらくなることも……。裏ワザを使えば、そんなストレスも軽減されますよ。
絆創膏を貼る前には、傷口を洗って水分をしっかり拭き取ることが大切です。清潔な状態にしてから貼りましょう。
(Hint-Pot編集部)