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傷みやすいモヤシ 冷凍保存法を消費者庁が伝授し驚きの声 「知らなかった」
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暖かい気候になり、食品が傷みやすい季節になってきました。物価高騰が続くなか、モヤシは食卓の強い味方でですが、傷みやすい野菜のため買いすぎや予定の変更などで余らせてしまいダメにしてしまうことも。そうした食品ロスを防ぐために冷凍保存を活用したいところですよね。そこで、消費者庁食品ロス削減の公式ツイッター(@caa_nofoodloss)がおすすめする、モヤシの冷凍保存方法をご紹介します。
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栄養素が豊富なモヤシ 使い残しは洗って水を切って冷凍庫へ
モヤシは、一般的に大豆や緑豆などの豆類を水に浸けて発芽させたもので、光が遮断された空間で育てられます。モヤシになる前の豆には良質なタンパク質や炭水化物が豊富に含まれています。発芽する過程でこれらの栄養素が分解されてほかの栄養素が生成されます。そのためモヤシには、カリウムやカルシウム、ビタミンC・B群、食物繊維などさまざま栄養が含まれています。栄養素があまり多くないと勘違いされがちなモヤシですが、実は栄養豊富な食材なんだとか。
しかも安価で、さまざまな料理に合わせやすいモヤシですが、水分量が多いため傷みやすいのが欠点。購入したらなるべく早く使い切るのが良いでしょう。
そんなモヤシについて、消費者庁食品ロス削減の公式ツイッターでは「モヤシを買ったけど、使わずに傷ませてしまったこと、ありませんか」というメッセージとともに、保存方法を紹介しています。1袋を使い切れなかったり、すぐに使わないことがわかったりしたときには、冷凍保存をすると良いそう。「水洗い後、よく水切りをして」冷凍すればOK。冷凍したモヤシはスープやみそ汁の具として使うのがおすすめのようです。
リプライ(返信)には、「モヤシ! お前、冷凍できるのかっ!(知らなかった)」「そっか~水洗いして水切りして冷凍したら食品ロス出さないんだね。やる」「やるとわかってるから、あんまりモヤシ買わなかったけど、冷凍したらいいのね」など、驚きの声が寄せられています。
冷凍室で食品を保存する場合は、隙間なくぎっしりと詰まっているほうが、冷却効率が良く、節電効果につながるそう。ただし、冷気の排出口をふさいでしまうと冷却機能が落ちるため、詰める際には注意が必要です。食品ロスの削減と節電のためにも、うまく冷凍保存を活用したいですね。
(Hint-Pot編集部)