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「モテる」車間距離に納得の声 渋滞や追突事故防止のために適切な距離とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

十分な車間距離を取ることは、事故の防止以外にも有効(写真はイメージ)【写真:写真AC】
十分な車間距離を取ることは、事故の防止以外にも有効(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 最大で9連休になる今年のゴールデンウィーク。国内旅行者数はコロナ前と同水準との予測もあり、各地で渋滞することが予想されます。渋滞防止には適切な車間距離があることをご存じですか? 早く目的に着きたいと、つい気持ちが急いてしまいがちですが、互いに適度な距離を保つことで車がスムーズに流れます。普段から安全運転に関する役立つ情報を提供している、安全運転補完計画ユズリアイ(@KarasuyamaDS)のツイッターが車間距離について解説し、話題になっています。

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距離を空ければ「ブレーキを踏む回数が減り、速度低下が最小限」

 車を運転するとき、必ず直面するのが車間距離の問題です。前方の車とどこまで距離を取ればいいのか、運転中に頭を悩ませている人もいるでしょう。仮に、車間距離を詰めるとどうなるのでしょうか。安全運転補完計画ユズリアイは、ホワイトボード上にミニカー4台を並べて、次のように説明しています。

「前の車が減速する→後続車がブレーキ踏む→さらに後続車がブレーキを踏む→以下繰り返しとなり流れが悪くなります」

 では、車間距離を空けているとどうなるのでしょうか。

「ブレーキを踏む回数が減り、速度低下が最小限で済みやすくなります。また、追突事故防止や疲労の軽減などにもつながります」

 ウェブサイト「日産ドライブナビ」の「渋滞の基礎知識」によると、渋滞学では、車がスムーズに走行するために「混んできても詰めずに40メートル以上の車間をキープすること」が求められています。また、車間距離を取ることで視野が広くなり、視線が遠くまで届くため事故防止につながります。

 同サイトによると40メートルの目安は、片側2車線以上ある道路に引いてある、走行車線と追い越し車線を区切る白線を参考にするといいそう。白線と空間区間の1セットが20メートルなので、2セット分空けるといいでしょう。

 また、安全運転補完計画ユズリアイは別のツイートで、車間距離を取るメリットとして「追突事故防止、燃費向上、渋滞吸収、車と人に優しい、モテる(たぶん)」ともコメント。これに対し、リプライ(返信)では「減速して、ブレーキを踏む回数が増えると疲労も増えますし同乗者に優しくないですね」「ゴールデンウィークを前にいいツイートをありがとうございます」「モテます 絶対車の運転で、どんな人かわかりますよ」「モテる……運転に余裕がってことですね」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)