「違う、そうじゃない」。そんなコメントが添えられた動画には、飼い主さんから差し出された指にこてんと頭をのせるインコの姿が。甘えているようなかわいらしい仕草にキュンキュンしてしまいますが、実は自己主張しているひとコマなのだとか。ツイッター上で11万件超えの“いいね”を集めた動画について、飼い主のさこ（@kisanta_uta）さんに詳しいお話を伺いました。

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ケージに帰そうと指を差し出すと…歌丸くんの反応がかわいすぎる！

　さこさんご一家と14年半の歳月をともにし、2022年5月8日に虹の橋を渡ったサザナミインコの「歌丸」くん。ダークグリーンの羽毛がかっこいい男の子でした。素敵なお名前は、落語家の桂歌丸さんから拝借したそうです。落語好きなさこさんのお父さんが「噺家さんからもらおう」と思い立ち、人気番組「笑点」に緑色の着物を着て出演していた歌丸さんを見て決めました。

「父が鳥好きだったので、小さい頃から家に鳥のいる生活が普通でした。2007年の5月に、約13年一緒に暮らしたセキセイインコを亡くしたのですが、鳥のいない生活はやはり寂しくて、同年の年末に歌さん（歌丸くん）をお迎えしました」

　今回注目を集めているのは、歌丸くんのかわいらしい仕草を収めた思い出の動画です。放鳥してもらい、カーテンレールの上でのびのびと遊んでいた歌丸くん。やがて「そろそろケージに帰ってもらおうかな」と、さこさんから指を差し出されます。そのまま乗ると思われた歌丸くんでしたが、頬を寄せるとそのまま指に頭をこてんとのせたのです。

　さこさんが動画をツイッターに投稿すると、なんと11万件を超える“いいね”が。リプライ（返信）には「そうじゃない、でもかわいいです」「あかん尊すぎてしんどい」「心がキュンとした」など、さこさんと歌丸くんの微笑ましい光景に悶絶する人が続出しました。

　また、「あーーーあるあるあるある!!」「インコちゃん“あるある”ですね」と共感する声も。これに対してさこさんが「一部の鳥飼では、わりと“あるある”ですよね」と返信をするなど、鳥の飼い主さんたちとの交流が深まるきっかけになったようです。