漫画
インコの雛がおねだり!? 斜め上のオチ描く漫画に1.4万人爆笑「かわいすぎる」
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カラフルなふわふわ羽毛とクリッとした目が愛らしいインコ。丁寧にお世話をすると人によく懐いてくれるので、ペットとしてとても人気があります。今回ご紹介するのは、そんなインコの“おねだり”を描いた実体験漫画。年末年始の帰省で実家のインコと初対面したところ、衝撃的な出来事が発生したそうです。ツイッター上で1.4万件の“いいね”を集めた作品について、作者のヴォンボ(@deitoro)さんにお話を伺いました。
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警戒心むき出しのインコが一転 かわいい仕草でおねだり!?
ゲーム「クトゥルフ神話TRPG」などのシナリオライターとして活躍するヴォンボさん。SNSでは自身の体験を日記漫画に描いて発信しています。これまでも「コーヒーを一切飲めなかった人間が毎日飲むようになった日記」などで注目されました。
今回話題になった漫画は、年末年始に実家で初対面したコザクラインコとのエピソードを描いたものです。父親がかわいがっている2代目のインコは、見慣れないヴォンボさんに対して、髪を引っ張るなど敵意をむき出しにします。
しかし、しばらくするとインコの様子に変化が。父親が台所に行ったため、大好きな飼い主さんの姿が見えず落ち着かない様子になってしまいます。しかも、まだ性別も分からない雛なので飛ぶことができません。
どうすれば飼い主さんに会えるのか? するとインコは何かを思いついたかのように、ヴォンボさんの前までよちよちと歩いてきました。そして、ヴォンボさんの指をハミハミとかじっておねだりします。
その表情は「乗せて連れていってくだせぇ……」といわんばかり。そこでヴォンボさんは「しょおぉ~がねぇなァ~~!?」とおねだりに応えてあげるのですが、インコがまさかの衝撃的な表情を見せるという斜め上のオチが待っているのでした。
この様子を描いた漫画は、ツイッター上で1.4万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「スタスタはかわいすぎる」「インコの表情の変化って、ストーリーがあるとより面白いんだ!」など、たくさんの反響が。また、ヴォンボさんもインコの実物が登場する動画を投稿しています。
「父親が離れている時は私や母をタクシー代わりに使おうとします」
とても感情豊かで賢い実家のインコ。ユーモアたっぷりに描いた漫画について、ヴォンボさんに詳しいお話を伺いました。
Q. 漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「コザクラインコと初めて接して、その賢さとあまりの表情の豊かさに驚いたからです。人間に伝わるようなジェスチャーをするのがとても上手でした」
Q. インコのお名前、種類、年齢、性別を教えてください。
「名前はぴろりで、コザクラインコの雛(2か月くらい?)です。性別はまだ分からないそうですが、両親いわく『たぶんメス』とのことです」
Q. 人慣れしているように描かれていますが、インコはどんな性格ですか?
「かなり自信家ですね! 父親にベタ馴れしていて、父親が離れている時は私や母をタクシー代わりに使おうとします。拒否されるとか怒られるとかは、一切考えてないようです(笑)。自分がかわいがられているのを分かっているようでした」
Q. ご実家はなぜインコをお迎えしたのでしょうか?
「少し前に10年近く飼っていたセキセイインコが死んでしまって、父親がずいぶん寂しがっていたからです」
Q. 初めてヴォンボさんと対面した時のインコの反応と、それを見た時のヴォンボさんの気持ちを教えてください。
「最初はさすがに警戒しているようでした。私も『ストレスにならないかなあ』と心配していたのですが、すぐに今回描いた漫画のような感じになったので笑ってしまいました」
Q. お父様がいる場所に連れていってあげると、インコはどんな様子でしたか?
「近くまで行ったらさっさと私の手を乗り捨て、その後は父親に遊んでアピールしていたので、私のことは完全に無視です(笑)」
ヴォンボさんの作品はツイッターの他にも、ブログ「泥酔トロンボーン」でも読むことができます。またYouTubeチャンネル「ヴォンボ【Vインコ】」では、人生で初めてコーヒーを淹れる様子なども公開していますよ。
(Hint-Pot編集部)