チューブ型のおやつに目がないねこちゃんは多いでしょう。SNSでは、飼い主さんが手に持ったおやつの袋を直接ペロペロと舐めて、おいしそうに食べるねこちゃんの姿をよく見かけますよね。今回ご紹介するのは、初めてチューブ型のおやつを食べたねこちゃんです。両前足でしっかり袋を押さえて、夢中で食べる姿がツイッター上で話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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初めてチューブ型おやつをあげたら…我を忘れてかぶりついたべにちゃん

　元保護ねこの「べに」ちゃんは2歳の女の子です。手袋をつけているように見える真っ白なおててがチャームポイント。やんちゃな一面と、甘えん坊な性格を持ち合わせています。

　べにちゃんは、2021年4月に保護ねこ施設から飼い主さんのおうちに迎えられました。同じ施設から2012年にお迎えした推定11歳の「めん」くん、「とび」ちゃんと仲良く暮らしています。

　注目を集めた動画が撮影されたのは、べにちゃんが推定1歳の頃。飼い主さんによると、べにちゃんがまだ小さかったことから、それまでチューブ型のおやつを与えることは控えていたそうです。

「それまではめんととびが食べているのを見ているだけでしたが、1歳になったこともあり、めんととびの残りを少し味見させてみたところ、初めてのおやつの味に感動したのか夢中になっていました。食べ終えると、『もうないの？』という感じでもっと食べたそうにしながら、袋からなかなか手を離してくれませんでした」

　飼い主さんが「初めてのちゅ～～～る」とのメッセージを添えて動画をツイッターに公開すると、2000件近い“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「おててで抱えてるのかわいいです」「両手の使い方上手やね」など、べにちゃんの愛らしい姿に夢中になる声が寄せられています。

べにちゃんを見守る同居ねこたち

　初めてということでごく少量ではありましたが、チューブ型おやつを堪能したべにちゃん。よほどおいしかったのか、あっという間に食べ終えてしまいました。そんな様子を、少し離れた場所からめんくんととびちゃんが見守っていたそうです。

　黒ねこのめんくんは3匹のなかでもリーダー的存在。しっかり者で優しく、まさに“イケニャン”なのだとか。一方、とびちゃんはマイペースでのんびり屋さん。天然な一面があり、人見知りでもあるようです。飼い主さんによると、めんくんはパパっ子、とびちゃんはママっ子なのだそう。

「実家にいるときから15年飼っていたアメリカンコッカースパニエルが天国に行ってしまい、それからずっと悲しくて寂しい日々を送っていました。そんなときに偶然出会えたねこちゃんたちに、今は癒やされています」

　3匹にとって、チューブ型おやつはご褒美。いつも夢中で完食します。普段は、サーモンとツナ味のフードを食べているそうですが、最近のブームはお魚のフレーク型おやつなのだそう。

　べにちゃん、めんくん、とびちゃんの普段の様子は、ツイッターのほかにYouTubeチャンネル「てぶくろべに」でも見ることができますよ。

○取材協力：てぶくろねこべに（@tebukurobeni）さん

※5月11日12時45分に記事の一部を修正しました。訂正してお詫びします。

（Hint-Pot編集部）