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本物の“泥棒猫” 被害総額は約5万円 持ち主探しが英国で話題に
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大切な人を喜ばせたいという思いは、人間も動物も同じです。英国には、飼い主を喜ばせようと近所の住人の私物を拝借してしまう猫がいます。持って帰ってきた品の総額は、約300ポンド(約5万円)。持ち主へ返却するため、飼い主がSNSに投稿し話題になっています。
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愛猫のまさかの行動に、飼い主は…
注目を集めているのは、英ダーリー・アビーに住む白黒猫の「ハリー」です。ハリーはここ1週間で、近隣住民宅から6点の私物を持ち出すという“怪盗”ぶりを見せているそう。「場当たり的犯行の猫が、近隣宅からデザイナーシューズを含む数百ポンド分の私物を盗んでしまう」との見出しで特集したのは英紙「デイリー・エクスプレス」でした。
同紙によると、飼い主のドナ・ヒバートさんはハリーの行動に困り果てているそうです。
「猫には、飼い主へご褒美を持ってくる習性があります。ハリーが物を持ってくるのは、そういう心理が働いているのかもしれません。ハリーは鳥やネズミよりも物を持ってくる場合が多いので、その点はありがたいですが……」
この4年間で、ハリーがヒバートさんを喜ばせようと持ち帰った品の総額は約300ポンド(約5万円)に及びます。ハリーは、隣人が屋外に干していた洗濯物のみならず、室内にあった洗濯物までゲット。ブランドものの靴や下着、手袋、空の財布など、さまざまな品を持って帰ってきました。
ヒバートさんは持ち主を探すため、フェイスブックの地元グループページにハリーが持って帰ってきた品の写真を投稿。すると、「オーマイゴッド!」「なんて奇妙だ! 聞いたことがないよ」といった驚きの声が寄せられました。ヒバートさんは持ち主への早期返却に務めているそうです。
(Hint-Pot編集部)