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子猫の首が排水溝に! 救出劇が米国で話題 「猫にとって外は危険がいっぱい」
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排水溝に設置された格子状のフタに首が引っかかってしまい、抜けられなくなってしまった子猫。危機一髪の状況から、飼い主と再会するまでの「2つのハッピーエンド」が米国で話題を集めています。
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首輪をつけた迷い猫 地元警察などの協力で無事レスキュー
米マサチューセッツ州のスワンシーで1匹のキジトラの子猫が保護されました。子猫は道路の排水溝に設置されている、金属で作られた格子状のフタに首がはまってしまい、「ヘルプ・ミー」と言わんばかりの表情を浮かべています。どうにか抜け出そうと、両前足で格子を挟んで体勢を保ちますが、自力ではどうにもできない様子。
同地区の動物保護施設「スワンシー・アニマル・シェルター・ボランティア」は、この救出劇を公式フェイスブックで紹介。それによると、住民からの通報を受け、スワンシー警察や同道路局が協力し、まずはフタごと子猫を救出しました。その後、首からフタが外されたようです。同投稿では救出中の様子も写真で公開されています。
その写真を見ると、子猫はライトグレーの細い首輪をしており、迷い猫であることがわかります。子猫は飼い主が現れるまで、随分と威嚇をしていたようですが、飼い主がやってくると、目をキラキラと輝かせて幸せそうな顔をしていたそう。飼い主と再会して、ようやく落ち着きを取り戻した様子です。
この件を報じた地元紙「マイアミ・ヘラルド」によると、子猫の飼い主はSNSで「うちのベビーを助けていただいて、みなさんに感謝しています。昨日から探していました。今、彼は自宅で安全に、愛に包まれています」と報告していたそうです。
無事の救出と飼い主との再会、「2つのハッピーエンド」を伝えた同施設の投稿には、「オーマイガー、かわいそうな子猫。彼が無事で良かった」「このかわいいかわいい猫を救ってくれてありがとう。彼は本当にかわいい」「あーかわいそうに!! 彼が救助されてうれしい! 私がすべての猫は室内猫であるべきだと思うたくさんある理由のうちのひとつです。猫にとって多くの危険がある外にいるべきではないと思います」など、たくさんの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)