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戴冠式を祝うレッドアローズ アクロバット飛行に英国民大興奮 「下から見ても最高だった」
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国民的な大きな行事などで華麗な飛行を披露するブルーインパルス。このようなアクロバット飛行を披露するのは、ブルーインパルスだけではありません。英ロンドンで現地時間6日に行われたチャールズ3世の戴冠式では、英国空軍のレッドアローズがアクロバット飛行(展示飛行)を披露。その様子を機内から撮影した動画がレッドアローズの公式ツイッターアカウント(@rafredarrows)で公開され、話題を集めています。
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V字飛行で戴冠式を祝福
「戴冠式飛行:これは私たちの航空機から見たロンドンです。国王と王妃の戴冠式を英国空軍らと祝福できることを光栄に思います」
そんなメッセージとともに公開された動画には、曇天のなか、ロンドン上空を飛行するレッドアローズの姿が。眼下には、ロンドン市内の街並みやテムズ川などが見えます。また、青、白、赤のスモークを出し、一定の距離を保ちながら飛行する赤い機体も。
レッドアローズは1965年に発足。英国空軍のスピード、敏捷さ、正確さを象徴するものとされています。9機でダイヤ型を編隊しながら飛ぶ、「ダイヤモンド・ナイン」と呼ばれる編隊飛行がトレードマークです。
戴冠式で披露したのは、9機のうち真ん中の航空機が先行して周りがV字を形成する、渡り鳥のように連なる飛行隊形。英国の国旗カラーである赤、白、青のスモークを出しながら飛行しました。
投稿は2.4万件もの“いいね”を集め、リプライ(返信)には「下から見ても最高だったよ」「曇天にもかかわらず飛べて良かった。誇りに思うわ」「最高のフィナーレをありがとう」などの声が寄せられています。
日本でもブルーインパルスの飛行は夢と感動を与えるものですが、レッドアローズも同じように、英国民の心を震わせたようです。
(Hint-Pot編集部)