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アルビノのアライグマ 米自然公園で目撃され話題に 「ユニコーンを確認したような気分」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

灰色と茶褐色が混ざった毛色で、シッポにある黒い輪の模様が特徴のアライグマ。米国ではアルビノの個体が目撃され話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
灰色と茶褐色が混ざった毛色で、シッポにある黒い輪の模様が特徴のアライグマ。米国ではアルビノの個体が目撃され話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 米オハイオ州で、とても珍しいアルビノのアライグマが目撃され話題になっています。アルビノとは、生まれつきメラニン色素が欠乏する遺伝子疾患を持つ個体のこと。アライグマといえば、灰色と茶褐色が混ざった毛色で、シッポには黒い輪の模様があるのが特徴です。しかし、目撃されたアルビノのアライグマは、まるで茶トラ猫のような見た目をしていました。

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タミー・スティーブンスさんがフェイスブックに写真を投稿

 豊かな森を持つ、オハイオ州の自然公園「クリーブランド・メトロパークス」は、たくさんの動物が住んでいることで知られています。そんな同地で珍しいアライグマが目撃されました。発見者は、オハイオ州オルムステッドフォールズに住むタミー・スティーブンスさん。現地時間14日、トレイルをランニング中にアルビノのアライグマと思われる生物を見かけたそうです。

 タミーさんは、自身のフェイスブックに3枚の写真を投稿。目撃したときの気持ちについて、「ユニコーンが存在することを確認したような気分です!」と綴っています。タミーさんは、野生動物の保護や観察を行っている「ロッキーリバー・ネイチャー・センター」に写真を共有。そこで「本当に珍しい発見だ!」と言われたそうです。

 クリーブランド自然史博物館によると、被毛や皮膚、目の色素が欠乏する遺伝的な疾患を持つアルビノのアライグマは1万~2万頭に1頭しかいないそう。アルビノの動物は珍しいですが、これまでにもオハイオ州北東部周辺で目撃情報が上がっており、SNSや地元のニュースメディアに記録されていると地元テレビ局「WCMH-TV」電子版が伝えています。

(Hint-Pot編集部)