Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

海外ニュース

飼い主に安楽死を望まれた猫 引き取られて新しい家族に出会うまでの物語が米国で話題に

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

神秘的な青い目が特徴のヒマラヤン(写真はイメージ)【写真:写真AC】
神秘的な青い目が特徴のヒマラヤン(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 トイレを上手にできなくなってしまったことで、飼い主から安楽死させられそうになった1匹の猫。尊い命を守るため、獣医師が飼い主を説得し引き取ることに。その後、無事に新たな家族が見つかったという物語が米国で話題になっています。

 ◇ ◇ ◇

猫のトイレ問題 飼い主は安楽死を希望

 猫の名前は「ルル」。13歳のヒマラヤンです。ルルがトイレの外で用を足すようになってしまい、飼い主は昨年12月に獣医師の元を訪れました。

 獣医師は、飼い主からルルの安楽死を相談されるも、ルルが健康であると判断し、引き渡すよう説得しました。そして、同意した飼い主からルルを引き取ったあと、米ニューヨーク州にある動物シェルター「ダッチェス・カントリー・SPCA」へ相談することに。

「獣医からの相談を受け、私たちはすぐにルルを引き取ることにしました」と、シェルターの事務局長リン・メロッカロさんは米雑誌「ピープル」に語りました。

 シェルターに到着したルルを診察した結果、トイレ問題の原因が判明。それは「猫、とくにヒマラヤンによく見られる病気で、尿結晶があった」ことでした。メロッカロさんによると、その後、ルルの病気は食事の単純な変更で解決したそうです。

新しい家族と出会ったルル 里親は獣医師に感謝

 ルルの健康状態が良好だったため、シェルターは里親募集を開始することに。同誌の電子版でルルの記事を配信すると、さっそく新しい里親が見つかりました。

「ルルの美しい青い目が私を惹き付け、この記事を読んで愕然とし心を痛めました。私は以前、病気を抱えた猫を2匹飼っていて、そのうちの1匹が『ルル』という名前でした。本当は飼うのを秋まで待つつもりでしたが、この出会いは運命だったのです!」と、里親は語ります。

 ルルの新しい里親は、過去に尿結石の猫を飼っていたことがあり、ルルを飼うことに不安はなかったそう。記事を見てすぐ家族に相談し、申し込みをした1時間後にはシェルターから「ルルに会ってほしい」と連絡を受けました。

 こうして、新しい家族と出会ったルル。お迎え初日から里親に懐いていたそうです。

「初日の夜は私の膝に飛び乗り、お皿いっぱいのエサを食べました。一緒に過ごすうちに、より快適になっているようで、元気に過ごしています。家の中を飛び回ったり、座って窓の外を眺めたりするのが好きです。とてもかわいくニャーと鳴くんですよ。

 ペットは使い捨てではありません。彼女たちのかわいらしさは、ときに薄れることがあります。しかし、彼女たちは愛され、世話をされるに値するのです。ルルの病気は簡単に治りました。安楽死を拒否した獣医師に拍手を送ります。そして、シェルターのスタッフの献身的な働きに感謝しています」

(Hint-Pot編集部)