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アライグマの頭にガラス瓶がすっぽり…2日がかりの救出劇に米国注目 「無事で良かった」
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クリーミーで濃厚な味わいと香ばしい風味が特徴のピーナッツバター。人間だけでなく、どうやら動物も虜にしてしまうようです。米国では先日、アライグマがピーナッツバターのガラス瓶に頭を突っ込んでしまい、抜け出せなくなるという“珍事件”が発生。その救出劇が話題を集めています。米雑誌「ピープル」が詳細について報じました。
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ガラス瓶を頭にはめたアライグマの救出作戦 救助隊の前にはまさに“茨の道”が
「ピープル」誌によると、今回の“珍事件”は先日、米マサチューセッツ州バーンスタブルで発生。ピーナッツバターのガラス瓶を頭にはめた動物を目撃したとして、同地の住人が野生動物保護団体「ケープ・ワイルドライフセンター」に救助を求めました。
通報を受けた同センターの救助隊が現場に駆け付けたところ、その動物はアライグマと判明。何とか苦しい状況を解決してあげようと捕獲に動いたものの、アライグマは森の中へと逃走してしまいました。救助隊はこの時のことを、「困難なかくれんぼになった」と振り返ります。
アライグマの逃走によって、初日は救助することができず。しかし、翌日も住民から目撃情報が届いたため、救助隊は今度こそガラス瓶からアライグマを解放するという強い決意のもと、再び現場へと向かいました。
とはいえ、野生動物の捕獲に加え、そこから怪我させることなく頭にはまったガラス瓶を取り外すというミッションは、そうたやすく事が運ばないもの。救助隊はアライグマを追って茨の道を突き進み、茂みに隠れながらその巣穴の前で姿を見せるのを待ちました。そしてアライグマが姿を現したタイミングで、救助隊は「グラバー」と呼ばれる作業工具を使い、見事に頭からガラス瓶を取り外しました。
「ケープ・ワイルドライフセンター」は今回の救出劇の様子を、写真とともにフェイスブックで公開しました。すると投稿は大きな注目を集め、コメント欄には「助けてくれたすべての人にありがとう」「素晴らしいニュースだ」「無事で良かった!!」「もう同じ目には遭わないように」など、感謝や安堵の声が相次いでいます。
投稿によると、アライグマの首に今回のアクシデントによる外傷はなかったとのこと。また同センターは、野生動物が人間のゴミで危険な目に遭わないようガラス瓶などを正しく廃棄するよう呼びかけています。
(Hint-Pot編集部)