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“お好み焼き論争”勃発!? 英国首相の挑戦に在大阪領事がぽつり 「大阪のみなさん…」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

広島のお好み焼きと大阪のお好み焼き(写真はイメージ)【写真:写真AC】
広島のお好み焼きと大阪のお好み焼き(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 3日間にわたって広島県で開催された先進国7か国首脳会議(G7サミット)が21日、閉幕しました。各国の首脳が日本を満喫するなか、20日には、英国のリシ・スナク首相が広島を代表するソウルフード・お好み焼き作りに挑戦。それに注目した在大阪英国総領事のキャロリン・デイヴィッドソンさんが、自身のツイッターアカウント(@CJDavidsonFCDO)で“異議”を唱え、注目を集めています。

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大阪に加勢? スナク首相の写真を引用リツイート

「スナク首相は、満面の笑みで『広島の』お好み焼きを堪能されたご様子。でも『お好み焼き』はほかにも……? 大阪のみなさん、どう思いますか?」

 キャロリンさんはそんなメッセージを添え、駐日英国大使館の公式ツイッターアカウント(@UKinJapan)が公開した、スナク首相がお好み焼き作りに挑戦している投稿を引用リツイートしました。

 事の発端は、駐日英国大使館の公式ツイッターアカウントが20日に投稿した写真です。同アカウントは「岸田首相のおすすめで、スナク首相がお好み焼き作りに挑戦!」というメッセージとともに、大きな鉄板の前に笑顔で立つスナク首相の写真を2枚投稿。多くの人たちが反応するなか、リプライ(返信)には「それは広島焼き」「麺が入ってるのは広島焼き」「お好み焼きは広島!」「これがお好み焼き。大阪焼きとは別物」といった“場外論争”も勃発していたのです。

 広島のお好み焼きといえば、クレープ状に焼いた生地にキャベツや豚肉、卵、焼きそばなどの具材を重ね上げるのに対し、大阪のお好み焼きは生地と具材を一緒に混ぜてから焼くなど、違いがあります。

 投稿を目にしたキャロリンさんは、在大阪英国総領事として、劣勢と見た大阪を援護したくなったのかもしれません。

 キャロリンさんの投稿には、「“お好み焼き論争”が海を越えた」「広島でも大阪でもお好み焼きはおいしい」「どちらのお好み焼きも大好き」「どちらを選ぶかは、それこそ『お好み』でどうぞ」「世界各国の食べ物の“○○論争”って聞いてみたい」といったリプライ(返信)が寄せられています。

英国ではスコーンの食べ方が分かれる

 また、キャロリンさんは英国の代表的な食べ物であるスコーンを引き合いに出し、「英国にも永遠に続く“スコーン論争”があります。ちなみに私はコーンウォール派です」というメッセージも投稿。

 英国には、スコーンの食べ方にコーンウォール式とデヴォン式という2つの食べ方が存在するそう。割ったスコーンに先にジャムを塗り、そのあとにクロテッドクリームをのせるのがコーンウォール式。一方のデヴォン式は、クロテッドクリームを先につけてからジャムをのせるというもの。

 どこの国にも、食べ物についてはいろいろな“論争”があるようです。世界に発信されたことを機に、日本に来る外国人観光客にはさまざまな食文化に触れてほしいですね。

(Hint-Pot編集部)