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日本ならではのプレゼント 外国人投手が歓喜したものとは 「今までもらったなかでもっともクール」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

トレバー・バウアー投手【写真:Getty Images】
トレバー・バウアー投手【写真:Getty Images】

 5月3日に来日初勝利を果たしたプロ野球・横浜DeNAベイスターズ(DeNA)のトレバー・バウアー投手。メジャーリーグ時代の活躍はもちろんのこと、バウアー投手が自身のYouTubeチャンネルで日本の文化に触れる様子にも注目が集まっています。今回は同僚からのあるプレゼントに「もっともクールだ」と興奮気味に話しました。

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クローザーの山崎康晃投手からプレゼント 「なんとお礼したらいいのか」

 日本での生活を動画で公開し、毎回大反響を呼んでいるバウアー投手。今回とくに注目を集めたのは、チームメイトからのサプライズプレゼントです。「今日、すごくクールなことがあったんです」と切り出したバウアー投手は、長い箱を取り出しました。そのなかに入っていたのは日本刀(模造刀)。鮮やかな山吹色の柄と下緒が特徴的です。

「サムライソード」と呼ばれ、外国人観光客からも人気上昇中だという模造刀。人気の秘密はその精巧さや、西洋の剣とは異なるしなやかな見た目でしょう。実際に、刀を見つめるバウアー投手の表情はまるで少年のようです。

 これはDeNAの同僚でクローザーの山崎康晃投手からプレゼントされたそうで、「おそらく今までもらったなかで、もっともクールなギフトです。すごい、ヤバイ。指を切ると心配した方がいるかもしれませんが、鋭くはないですよ。心配しないでください」と語っています。さらに、「なんとお礼したらいいのかわかりません。プレゼントをもらうのがうまくないのですが、最高にクールなウェルカムギフトです」と喜びました。

カフェ&レストランでは日本語で「これ、ください」「ありがとうございます」

 バウアー投手の魅力的な姿はほかにも。オフの日には積極的に外出して、日本の文化に触れているようです。例えば、ある日には日本のスポーツショップに出かけて、「嘘だろ、サプリコーナーが充実している」と驚く姿も。また、アメリカにはないグラブをケアする商品を発見し、興味深そうにしています。

 さらに別の日には、近所のカフェ&レストラン「バビーズ」を訪問。「日本語で注文したい」と言い、実際に日本語で「これ、ください」「ありがとうございます」と挑戦する様子を披露しました。久々にパンケーキを食べると「テンションが上がります。故郷の味。雰囲気が好きです」と笑顔に。「できれば、もっと日本語で注文したいけど。まあ、いいでしょう、最初ですから。(日本語は)良くなっていくよ」と前向きです。

 なぜ、バウアー投手はYouTubeでこれほどまでにプライベートな姿を発信してくれるのでしょうか。横浜スタジアムで取材陣から問われると、「ひとりでも多くの人を楽しませたいんです。誰もが試合に観に来られるわけではないので。僕は子どもの頃、メジャーリーガーが何をしているか知る術はありませんでした。僕はそんな子どもたちに情報を提供して、野球をする気にさせたいのです」と説明しています。

 積極的に日本に溶け込もうとする姿勢や野球に対する愛情が伝わってくる内容です。今後の活躍をますます期待したいですね。

(Hint-Pot編集部)