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濡れたスニーカーと靴下を早く乾かすには 簡単裏ワザの効果を検証してみた
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梅雨の時期は長雨が続き、部屋干しになりがち。しかし、湿度が高くて乾きにくいため、翌日使いたいのに湿っていた……なんてこと、ありますよね。そこで今回は、濡れた靴や靴下を素早く乾かす裏ワザを検証。本当に時短になるのかを調べました。
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濡れた靴は中に使い捨てカイロを入れると◎
まずは、雨に濡れてビショビショになった靴で検証します。やり方は、キッチンペーパーで包んだ使い捨てカイロを靴の中に入れて、風通しの良い場所で自然乾燥させるだけ。何もしていない靴と比べてどれだけ早く乾くのかを比較しました。
【用意するもの】
・キッチンペーパー
・使い捨てカイロ
【方法】
キッチンペーパーで包んだ使い捨てカイロを、濡れた靴のつま先のほうに入れる。
【検証結果】
1日後、カイロを入れた右足の靴は乾いていました。しかし、隣に並べておいた何もしていない左足の靴は、乾いていたのは外側だけで、中敷きは少し湿った状態。左足の靴が完全に乾いたのは、そこからさらに6時間後でした。
生乾きは臭いの原因にもなります。実は、使い捨てカイロに入っている活性炭には脱臭効果があるため、早く乾かせるだけでなく消臭もできて一石二鳥な方法です。
湿った靴下は中にフェイスタオルを入れる
続いて、靴下を一気にたくさん乾かしたいときに便利な裏ワザです。室内干しはスペースが限られるため、ピンチハンガーが足りなくなることも。そこで、ピンチハンガーいらずでさっと乾かせる時短裏ワザを検証します。
【方法】
1. フェイスタオルを縦に3つ折り(短い辺を3等分)して、濡れた靴下の先まで入れる
2. フェイスタオルを入れた靴下を紙製のショッピングバッグに入れ、上からドライヤーを当てて乾かす
【検証結果】
検証のため、何もしていない濡れた靴下も一緒に紙袋へ入れて乾かしました。その結果、裏ワザの靴下を乾かすのにかかった時間は18分。一方、何もしていない靴下を同時に確認しましたが、入れた時点の濡れ具合とそこまで変化がなく濡れた状態です。裏ワザでは乾燥時間を大幅に短縮することができました。
裏ワザに使用にしたフェイスタオルは、実験後しっとりと湿っていました。洗濯・脱水直後の靴下を乾かすには時間がかかりますが、あと少しだけ乾かしたい状態であれば、今回の裏ワザだと30秒ほどで乾くようです。
いよいよ梅雨シーズンに突入します。ジメジメとして洗濯物の乾きが遅く、イライラしがちですが、裏ワザをうまく活用して少しでも快適に過ごしたいですね。
(Hint-Pot編集部)