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キャサリン妃 実弟のうつ病治療に付き添いサポートしていたことが明らかに
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セラピーに同行 弟は回復して婚約発表も
ロイヤルファミリーの一員として、様々なチャリティを後援し、メンタルヘルス治療の向上に力を注ぐキャサリン妃だが、実弟ジェームス・ミドルトンさんが1年半前にうつ病の治療を受けており、その治療にキャサリン妃自身も付き添っていたことが明らかになった。英メディアが伝えている。
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英雑誌「ハロー」が掲載した記事によると、ジェームスさんの家族同伴が必要な認知行動療法にキャサリン妃も参加したという。
ジェームスさんは「家族全員が付き添ってくれました。全員が同時に参加しなければならないということではないですが、それぞれ、付き添ってくれました」と語っており、キャサリン妃が治療に同行したことを明かした。
その上でさらに、「認知行動療法に付き添ってもらったことで、私の心がどう動くのか、家族全員に理解してもらうことができました。それが非常に重要なことで、私は家族から”どうすればいい?”と聞かれることがなくなりました。治療に付き添ってもらうことが最も大切だったのです」と続け、公務で多忙なキャサリン妃をはじめ、家族全員がジェームスさんのうつ病治療に立ち向かったことを認めている。
うつ病になった当初、ジェームスさんは周囲とのコミュニケーションに支障をきたすほど、心の中に浮かんだことを率直に話しすぎるようになったという。また同時に失読症や注意欠陥障害の症状にも苦しんでいた。
しかし現在はキャサリン妃を含めた家族全員のサポートもあってうつ病を克服。愛犬を通じて知り合ったフランス人女性のアリーゼ・テベネさんとの婚約も発表して、新たな人生の幕開けに備えている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)