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キャサリン妃、ウイリアム王子 故ダイアナ元妃が愛したパキスタン公式訪問へ
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亡き母に敬意 3人の子ども達は留守番
10月14日、ウイリアム王子とキャサリン妃がパキスタンツアーへ出発。パキスタンといえば、故ダイアナ元妃も訪問したことがあり、つながりが深い国といわれるだけに、夫妻は特別な感情を抱いての訪問となりそうだ。先月下旬にはヘンリー王子とメーガン妃がアーチーくんを連れて南アフリカを公式訪問したばかり。儀礼にこだわらず、フレンドリーな振る舞いは現地で好評を得た。果たしてウイリアム王子とキャサリン妃はどんなロイヤルツアーを見せるのか、今から世界の注目を集めている。
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英大衆紙「デイリー・メール」のコラムニスト、リチャード・ケイ氏は、1996年に危篤の7歳児を抱きしめたダイアナ元妃の写真について言及。これは元妃自身にとっても非常に印象が残る写真となり、以来ずっと肌身離さず持ち歩いていたという。
この写真でも明らかなように、ダイアナ元妃とパキスタンのつながりは非常に深く、生前、3回のツアーで当地を訪れている。さらにはパキスタン生まれの心臓外科医ハスナット・カーン氏と恋に落ち、再婚まで考えたダイアナ元妃は、パキスタン移住も真剣に検討したという。
ただし、近年のパキスタンは政治的に不安定な状態が続き、テロも頻繁に起こっており、英王室メンバーの訪問は10年ぶりとなった。
今回のツアーにジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が同行しないのもそういった背景がある。
しかし亡き母ダイアナ元妃が愛したパキスタンへの訪問で、ウイリアム王子やキャサリン妃も特別な感情を抱いて現地を訪れることは間違いない。
危篤の7歳児を抱きしめたダイアナ元妃の写真は現代の慈悲のシンボルとなり、世界中を感動させた。果たしてキャサリン妃、ウイリアム王子はどんな形で今回のパキスタンツアーに挑むのか。今からその一挙手一投足に熱い視線が寄せられている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)