「すっごーい偉そう」。そんなコメントが添えられた写真が、ツイッター上で話題になっています。そこには、飼い主さんの配偶者さんの背中で豊満なハト胸をぐいっと突き出し、仁王立ちするクジャクバトの姿が。どうやら、カメラを向ける飼い主さんを自分の“妻”だと思っているようです。配偶者さんへマウントを取る様子に、8000件超もの“いいね”が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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配偶者さんはライバル!?　背中に乗ってマウントを取るらむちゃん

　クジャクバトの「らむちゃん」は、6歳の男の子。飼い主さんが「いぬと暮らしていたかな？」と錯覚してしまうほど賢く、甘えん坊です。らむちゃんにとって、飼い主さんは愛すべき“妻”のような存在。そのため、飼い主さんの配偶者さんのことをライバルだと思っているようです。

「らむちゃんにとっては私が“妻”なので、旦那はライバル的存在のようです。もちろん、らむちゃんは旦那のことも好きですが、偉そうにしがちですね」

　この日、仕事を終えて帰宅した配偶者さんを待ち受けていたのは、らむちゃんからの手厳しいマウント！　配偶者さんを見た途端、らむちゃんは背中に飛び乗り、カメラを向ける飼い主さんに見せつけるように胸をぐいっと突き出してポーズを決めました。

　この写真がツイッターで公開されると、8000件を超える“いいね”が集まる大反響に。リプライ（返信）には「これは偉そう」「ハト胸すぎて笑いましたww」「こんなん惚れてしまう。生物本能で強い（断言）」「気品あふれるオーラ」など、堂々としたらむちゃんの姿に熱狂する声が寄せられています。

先代クジャクバトとの別れ　悲しむ飼い主さんに全力で愛を注ぐ

　飼い主さんは、子どもの頃から鳥が大好き。これまで文鳥やウズラ、インコたちと暮らしてきました。そんな飼い主さんがハトの魅力に取りつかれたのは、先代クジャクバトの「サブレ」ちゃんとの出会いがきっかけでした。幸せな日々を送っていた飼い主さんとサブレちゃんですが、時が流れ、サブレちゃんは虹の橋へと旅立ちます。

　そんな悲しみの日々に光を与えてくれたのが、らむちゃんです。運命的な出会いを感じた飼い主さんは、すぐにらむちゃんを家族の一員として迎え入れました。今では、配偶者さんと“夫の座”を奪い合うほど、ラブラブな関係になったようです。

「少しでも私の姿が見えなくなると、全力で呼び、ドアをこじ開けてまでやってきます。触ったり撫でたり、添い寝したり……常に一緒じゃないと気が済まない、甘えん坊です。らむちゃんは全力の愛を私に注いでくれる、とても素敵な“旦那”です」

　もしかしたら、飼い主さんを心配したサブレちゃんが、らむちゃんとのご縁を結んでくれたのかもしれませんね。飼い主さん家族とらむちゃんの幸せな日々が、これからもずっと続きますように。

○取材協力：mdp＊まいさん（@mdp36298296）さん

（Hint-Pot編集部）