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キャサリン妃 「高貴であまりにも美しい」民族衣装をモチーフにした装いに注目 出迎え客も息をのむ

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

キャサリン妃【写真:Getty Images】
キャサリン妃【写真:Getty Images】

ダイアナ元妃を彷彿 パキスタンに公式訪問 ツアー2日目は学校で子ども達と談笑

 パキスタンの首都イスラマバードに14日に到着したウイリアム王子とキャサリン妃。英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、キャサリン妃はパキスタンをはじめ、インド、バングラディシュの民族衣装である「サルワール・カミーズ」をモチーフにした「キャサリン・ウォーカー」のオートクチュールドレスを着用した。基本はロングドレスにパンツを着用する現地の伝統的スタイルだが、そのキャサリン妃のバージョンが「高貴であまりにも美しい」と話題に。ツアー2日目には学校へも訪問。新しい装いで子ども達に囲まれる姿が伝えられた。

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 キャサリン妃が着用した民族衣装をモチーフにしたドレスの生地は、裾からトップにかけて水色が淡く変化するグラデーションがかかり、神秘的でさえある美しさを讃えている。

 もちろん、オートクチュールの完璧な採寸で、見事なボディラインを強調したドレス姿も大好評だが、話題になったもうひとつの理由は、このキャサリン妃のドレス姿がパキスタンを訪問したダイアナ元妃を彷彿させるからだ。

 1996年、ダイアナ妃は淡い水色の「サルワール・カミーズ」を着用してパキスタン北部の大都市ラホールにあるシャウカットハーナム記念病院を訪問。危篤の7歳児を抱きしめた写真は世界中に共感された。

 またダイアナ元妃には結婚の可能性もあった当地生まれの心臓外科医ハスナット・カーン氏とのロマンスもあり、移住も検討したほどパキスタンは特別な国だった。

 あの感動の日から23年後、今度はダイアナ元妃の義理の娘であるキャサリン妃が思い出の国を訪問。このドレスの選択も、特別な国パキスタンと、会えないまま娘になった義理の母への慕情とリスペクトの表れなのか。そんなロマンチックな思いもよぎる、キャサリン妃の完璧なコーディネートだった。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)