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キャサリン妃 パキスタンツアーは女王からの“信頼の証” 「英国民の愛情も勝ち取っている」と専門家は分析

著者:森 昌利

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キャサリン妃【写真:Getty Images】
キャサリン妃【写真:Getty Images】

勤勉家で真面目な性格を英国民も支持

 現地時間14日に、「キャサリン・ウォーカー」のオートクチュールドレスを着用して、外遊先であるパキスタンに降り立ったキャサリン妃。ウイリアム王子とのロイヤルツアーはこれまでのところ大成功しているが、今回の旅は、ウイリアム王子の亡き母、ダイアナ元妃の足跡をたどっていることでも注目が集まっている。その一挙手一投足が世界で報じられる同妃だが、これほどまでに人気が上り調子な理由はあるのだろうか。英紙が報じている。

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 今まさに英王室の看板的な存在になりつつあるキャサリン妃だが、その陰には王室の公務と3人の子どもを育てる母親、そして将来の英国王であるウイリアム王子の妻として、日々たゆまぬ努力を重ねる姿が隠されている。

「まず政治的にも非常にデリケートな問題を抱えるパキスタン訪問に、ウイリアム王子とキャサリン妃を差し向けたことでも、女王がふたりを本当に信頼していることが分かります」

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」にそう語ったのは、王室専門家のイングリッド・シュワードさん。女王の名代で行うロイヤルツアーの訪問先でも、完璧な対応が求められるパキスタンに、ウイリアム王子とキャサリン妃夫妻が送られたのは、女王の信頼の証だという。さらにイングリッドさんは、「キャサリン妃は英国民の愛情も勝ち取っている」と語る。

 その理由のひとつに、キャサリン妃が「薬物依存」「ホームレス」「メンタルヘルス」といった、近年の英国社会問題に早くから真剣に取り組んだことがある。

 取り扱いの難しい問題でもあり、当初は壁もあったが、その度にキャサリン妃は勉強を重ね、周囲の理解と敬意を勝ち取った。

 また、どんなに公務が忙しくとも、母親としての義務を忘れず、子どもも一緒に参加できるチャリティやイベントにも積極的に参加。公務と子育ての一石二鳥を実現する、かしこさがある。

 その一例として、国際ガーデニングショーの最高峰「チェルシーフラワーショー」に子ども達を連れて参加したことが挙げられる。こうした家族ぐるみで伝統的な祭典を支援する姿は、英国民から高い支持を受け、人気を呼んだ。

 深刻な社会問題に取り組む現代的な女性像と、しっかりと子育てをする伝統的な母親像。その絶妙なミックスで、キャサリン妃の人気は上昇するばかりである。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)