東京都は7月6日、定点把握による新型コロナウイルスの感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表しました。東京都感染者週報及び7月6日公表のモニタリング分析よると、6月26日から7月2日（第26週）の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で2841人。定点医療機関あたり患者報告数（定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数）は6.85人となっています。

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入院患者数は前週から58人増加

　都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは415か所。感染者数の合計は2841人、定点医療機関あたり患者報告数は6.85人でした。患者数の合計は前週（6月19日～6月25日）に比べ264人増加。前週は6.22人だった患者報告数は約1.1倍になっており、引き続き「今後の動向に十分な注意が必要」だと専門家は分析しています。また、入院患者数は7月3日時点で1089人と、6月26日時点で1031人だった前週から58人増加しました。

　年代別では10代が最多の598人、次いで50代の421人、20代の396人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数は1.02人でした。

（Hint-Pot編集部）