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藤井聡太七冠の“勝負飯” 3年ぶりの好スタートを切った王位戦 2日間の食事を振り返り

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

藤井七冠が第1局1日目の昼食に選んだ「飛騨牛のオムハッシュドビーフと豊田市産新玉葱のパリソワールスタイル」と「アイスティー」【写真提供:日本将棋連盟】
藤井七冠が第1局1日目の昼食に選んだ「飛騨牛のオムハッシュドビーフと豊田市産新玉葱のパリソワールスタイル」と「アイスティー」【写真提供:日本将棋連盟】

 将棋の藤井聡太七冠に、佐々木大地七段が挑戦する第64期王位戦七番勝負第1局が、愛知県豊田市の「豊田市能楽堂」で2日間にわたって行われました。2年連続で黒星発進だった藤井七冠が勝利し、3年ぶりに好スタートを切っています。第1局で、両者はどのような“勝負飯”を選んだのでしょうか。2日間を振り返ってみます。

 ◇ ◇ ◇

両者ともに地元産の食事を楽しんだ1日目

 第1局が行われたのは愛知県豊田市の「豊田市能楽堂」。両者とも1日目の昼食では、地元・東海地方の食材を使った料理を選びました。藤井七冠は「飛騨牛のオムハッシュドビーフと豊田市産新玉葱のパリソワールスタイル」でした。飛騨牛は岐阜の飛騨地方で生産されている黒毛和牛です。一方の佐々木七段が選んだのは「日間賀島産の蛸飯と蕎麦寿司」。日間賀島は名古屋から一番近い島で、タコの名産地として知られています

 藤井七冠は1日目の午前、午後のおやつでは、地元・豊田市の洋菓子店やカフェの逸品を選びました。佐々木七段も地元・豊田産の小麦粉やフルーツを使ったおやつをチョイス。これまでの対局と同様、“地元の味”を堪能した形になりました

【1日目・午前おやつ】
藤井七冠:「テリーヌ ~しっとり濃厚~」「アイスコーヒー」
佐々木七段:「とよた抹茶ロール ~口どけ抹茶ロールケーキ~」「ホットコーヒー」

【1日目・昼食】
藤井七冠:「飛騨牛のオムハッシュドビーフと豊田市産新玉葱のパリソワールスタイル」「アイスティー」
佐々木七段:「日間賀島産の蛸飯と蕎麦寿司」「緑茶」

【1日目・午後おやつ】
藤井七冠:「think butter sand(ミルキーバターサンド)」「アイスティー」
佐々木七段:「豊田市猿投産桃のパフェ」「ホットコーヒー」

2日目午前のおやつに藤井七冠が選んだ「豊田産のほうじ茶プリンと冷やしみたらし団子」と「アイスコーヒー」【写真提供:日本将棋連盟】
2日目午前のおやつに藤井七冠が選んだ「豊田産のほうじ茶プリンと冷やしみたらし団子」と「アイスコーヒー」【写真提供:日本将棋連盟】

佐々木七段の昼食は長すぎるネーミングに注目集まる

 ほぼ互角の形勢で始まった2日目。両者とも同じスイーツ「豊田産のほうじ茶プリンと冷やしみたらし団子」でスタートしました。昼食では、佐々木七段が選んだ長いメニュー名「北海道産しほろ牛“若丸”テンダーロインと国産サーロインの牛まぶしに雲丹のベルモットソースと豊田市産ガーリックチップのアクセント」も話題になりました。午後のおやつでは、藤井七冠の定番となっているドリンクのみをオーダーしました。

【2日目・午前おやつ】
藤井七冠:「豊田産のほうじ茶プリンと冷やしみたらし団子」「アイスコーヒー」
佐々木七段:「豊田産のほうじ茶プリンと冷やしみたらし団子」「緑茶」

【2日目・昼食】
藤井七冠:「海鮮五目冷麺」「烏龍茶」
佐々木七段:「北海道産しほろ牛“若丸”テンダーロインと国産サーロインの牛まぶしに雲丹のベルモットソースと豊田市産ガーリックチップのアクセント」「緑茶」

【2日目・午後おやつ】
藤井七冠:「オレンジジュース」
佐々木七段:「豊田産の桃ゼリー・抹茶プリン・苺のムースの三層ケーキ」「ホットコーヒー」

 王位戦は持ち時間8時間の2日制。第2局は13日と14日、兵庫県神戸市の旅館「中の坊瑞苑」で行われる予定です。

(Hint-Pot編集部)