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藤井聡太七冠 淡路島グルメを堪能 棋聖戦第2局の”勝負飯”まとめ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

藤井七冠が午前のおやつに注文した「淡路島ブルーベリータルト」と「アイスコーヒー」【写真提供:日本将棋連盟】
藤井七冠が午前のおやつに注文した「淡路島ブルーベリータルト」と「アイスコーヒー」【写真提供:日本将棋連盟】

 将棋の藤井聡太七冠が棋聖4連覇を懸けた第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局が、兵庫県洲本市にある「ホテルニューアワジ」で始まりました。藤井聡太七冠が迎え撃つのは、タイトル戦は初挑戦となる佐々木大地七段。第1局は6月5日にベトナム・ダナンで行われ、棋聖戦では1985年以来の海外対局になりました。藤井七冠が先勝するなか、現地ベトナムの料理にも注目が集まりました。第2局でも、両者が選んだ勝負飯に注目してみましょう。

 ◇ ◇ ◇

午前のおやつ 淡路島産のブルーベリーを使ったタルトとムースを食した藤井七冠

 藤井七冠の先手で始まった23日の第2局は互角の戦いが続きました。そんななか午前10時のおやつに藤井七冠が注文したのは、淡路島でとれたブルーベリーがこぼれ落ちそうなほどタルトの上に乗った「淡路島ブルーベリータルト」でした。飲み物には「アイスコーヒー」を選んでいます。

 一方の佐々木七段は、同じく淡路島産のブルーベリーを使った「淡路島ブルーベリーコンポートとライチのムース」をチョイス。「ホットコーヒー」とともに楽しみました。

昼食は開催地・淡路島で育った肉と野菜をたっぷりと

藤井七冠が昼食に注文したハーフサイズの(左から)「淡路牛と淡路野菜のステーキ丼」と「淡路島ぬーどるブイヤベース風スープ仕立て」【写真提供:日本将棋連盟】
藤井七冠が昼食に注文したハーフサイズの(左から)「淡路牛と淡路野菜のステーキ丼」と「淡路島ぬーどるブイヤベース風スープ仕立て」【写真提供:日本将棋連盟】

 続いて昼食には、「淡路牛と淡路野菜のステーキ丼」と「淡路島ぬーどるブイヤベース風スープ仕立て」(ともにハーフサイズ)をオーダーした藤井七冠。淡路島で育てられた牛のステーキが、地元野菜とともに美しく盛り付けられています。また、淡路島ぬーどるはもちもちとした食感が特徴の手延べそうめんです。新鮮な魚介類の旨味がたっぷり詰まったブイヤベース風スープは彩りも鮮やか。

 佐々木七段のオーダーは「淡路島牛丼」と、午前のおやつに続いて「ホットコーヒー」。牛丼は、淡路牛と淡路タマネギを煮込んだ具材を、白米が見えないほど盛り付けたご当地メニュー。漬物とおみそ汁がセットになっています。両者ともに、淡路グルメを堪能しました。

午後のおやつに藤井七冠はドリンクのみ 佐々木七段は「鳴門オレンジ」

藤井七冠、午後のおやつは100パーセントピュアの「オレンジジュース」と「アイスレモンティー」のダブルドリンクで【写真提供:日本将棋連盟】
藤井七冠、午後のおやつは100パーセントピュアの「オレンジジュース」と「アイスレモンティー」のダブルドリンクで【写真提供:日本将棋連盟】

 午後3時になると、午後のおやつが登場です。藤井七冠は100パーセントピュアの「オレンジジュース」と「アイスレモンティー」で、飲み物のみを注文しました。

 一方、佐々木七段が頼んだのは「鳴門オレンジ」と「ホットコーヒー」。「鳴門オレンジ」は淡路島でしか栽培されていない、淡路島特産の柑橘類の一種である鳴門オレンジをふんだんに使ったムースの上に、ゼリーを乗せたデザートです。

 午後のおやつを終えた時点で形勢はほぼ互角。終局は夜の見込みです。藤井七冠は連覇に王手をかけるのか、佐々木七段がタイに戻すのか、注目が高まっています。

(Hint-Pot編集部)