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キャサリン妃 ウイリアム王子を称賛 ロイヤルツアーで改めて感心させた“隠れた知識”とは
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スコットランドのセント・アンドルーズ大学で地理を専攻 優秀な成績で卒業した
ロイヤルツアーでパキスタンを訪問しているウイリアム王子とキャサリン妃。訪問先では民族衣装の1つでもある“羽飾り”のついた帽子を贈られるなど、歓迎ムードが続いている。同夫妻は現地時間10月16日、氷河地帯で知られる北部のブロギル国立公園を訪問。そこでウイリアム王子がキャサリン妃を改めて感心させる“隠れた知識”を披露した。
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英週刊誌「ハロー」が掲載した記事によると、2001年に知り合い、かれこれ18年の付き合いがあるケンブリッジ公爵夫妻だが、パキスタンの氷河地帯でウイリアム王子の知られざる博識が現れたという。
いつもはウイリアム王子をからかう愉快なシーンも多いキャサリン妃だが、夫から氷河に関する詳細な説明を受けると「ウイリアム(王子)の地理の知識には感心しました」とコメント。王子も「私の地理教師だったウォレン博士もきっとお喜びになるでしょう」と応じた。
しかしそれもそのはず、ウイリアム王子はキャサリン妃と出会ったスコットランドのセント・アンドルーズ大学で地理を専攻。当初はアート史を専攻したが、科目を地理に切り替え、優秀な成績で卒業した。
夫妻は今回、ブロギル国立公園で地球温暖化の影響で溶け出した氷河を視察。近隣の浸水被害の状況も見聞したウイリアム王子は、「若い世代はすでに行動し始めているが、我々も地球温暖化が原因となった危機的な状況を把握することが急務となっている」と真摯に語っている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)