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劣悪な環境下で育った4匹の犬 “解放記念日”を祝うパーティーで再会 米国で話題
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米国のある大規模施設で育った4匹のビーグル。保護団体を通じ、それぞれ新しい家族のもとで幸せに暮らしていますが、1年前まではかなり劣悪な環境で悪夢のような日々を過ごしていたそう。そこから無事に解放されたことを祝う様子に、注目が集まっています。
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救い出されたビーグルのうち1匹はヘンリー王子&メーガン妃の愛犬に
米バージニア州にある動物保護団体「ホームワード・トレイルズ」では、パーティーを開催。その主役になったのは、「ミア」「ローズ」「チューイ」「カリ」という名の4匹のビーグルでした。かわいいバンダナや王冠などを身に着けた4匹は大はしゃぎ。その様子を「バージニアの施設のビーグルが心温まる誕生日パーティーで1年間の自由を祝う」との見出しで報じたのは、米誌「ピープル」でした。
同施設は、4匹が仲良く並んで記念日のペット専用ケーキを頬張る姿など、幸せそうな様子をSNSで公開。そこには「監禁と虐待のない人生を許されたビーグルでいられて、なんて楽しいんだろう」というメッセージが。実は、4匹はちょうど1年前、悪夢の日々を送っていました。
4匹がいた、同州カンバーランドにある大規模繁殖施設には4000匹のビーグルがおり、多数の動物福祉関連の違反が発覚。施設は封鎖され、ビーグルたちはさまざまな団体に引き取られることになりました。そのうち400匹が「ホームワード・トレイルズ」にやってきたそうです。
4匹は同団体を通じて、それぞれ新しい家族に引き取られ、幸せな日々を過ごしています。そして、この日は“解放記念日”ということで再会することになったといいます。
解放感たっぷりな4匹の様子を見た人からは、「最高! 幸せな涙があふれてきます。こんなに素敵な家族を与えてくれてありがとう」「これを愛さずにいられない。かわいいビーグルちゃん。おめでとう」といった反応が寄せられています。
ちなみに、救い出された4000匹のビーグルのうち、1匹はヘンリー英王子とメーガン妃に引き取られたそう。4匹だけでなく、救出された多くの犬が幸せな生活を送っています。
(Hint-Pot編集部)