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キャサリン妃、ウイリアム王子 飛行機が「あわや」の緊急事態に 英紙報じる
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パキスタン訪問 乱気流に巻き込まれ着陸できず 夫妻は終始落ち着いた様子
パキスタンにロイヤルツアー中のウイリアム王子とキャサリン妃を乗せたRAF(ロイヤル・エアー・フォース)の特別機が、悪天候のためツアー最終日の目的地に着陸できず、出発地のラホールに引き返していたことが明らかになった。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」をはじめ、複数の英メディアが伝えたところによると、ウイリアム王子とキャサリン妃が搭乗した飛行機は目的地の付近で激しい雷雨と乱気流に巻き込まれ、当初に予定していたイスラマバードの空港に着陸できずに旋回。空港を変えて再度着陸を試みたが、そこでも激しい雷雨に見舞われて着陸できず、結局は出発地のラホールに引き返すことになった。
「エクスプレス」紙の王室特派員のリチャード・パーマー氏によると、飛行機はイスラマバード上空で1時間待機したが、雷雨が激しすぎて着陸不能となったという。
当初、着陸が予定されていたラワルピンディの空軍基地にも、イスラマバード国際空港にも着陸を試みたがかなわず、ラホールに引き返した。
極度の悪天候の中のフライトで、機内には緊張も走ったが、ケンブリッジ公爵夫妻は終始落ち着いた様子だったという。ウイリアム王子は、出発地に引き返した後「私が操縦していたもので」と冗談を言って周囲を笑わす余裕も見せた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)