どうぶつ
ポニーの熱中症対策 白いタオルを頭に巻いたほっかむり姿に反響 「牧場のおっかさん」
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地域によっては連日真夏日を超え、厳しい暑さが続いています。そんななか、牧場で過ごす馬たちもしっかり熱中症対策をとっているようです。ツイッター上では、タオルを頭に巻いた“ほっかむりスタイル”でくつろぐポニーの姿が話題に。なんともかわいい姿に癒やされる人が続出しました。ポニーの熱中症対策や現在の様子について、ポニーを世話する我妻登鷹(わがつま・のぶたか)さんにお話を伺いました。
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熱中症対策をとるポニーの姿に反響
かわいらしいほっかむり姿を披露したポニーの名前は「クロエ」。13歳の牝馬(ひんば)です。千葉県富里市にある牧場で生活しています。暑い夏でも運動量を確保するため、可能であれば牧場の放牧地で体を動かしているそうです。
クロエを世話する我妻さんは「ほっかむりは2年くらい前からやっているんです。ちゃんとタオルを水で濡らしてかぶっています。効果はありそうです。とはいえ、あまり暑い時間には外に出さないようにしていますね」と話します。
「午前6時くらいに放牧に出して、夏ならお昼前に馬房へ戻る」というのがクロエのルーティン。牧場は一般公開していないため非公表ですが、夕方の涼しい時間には一般道を散歩します。
「たまに横断歩道を渡ると車の中の人がびっくりしてますね。クロエはポニーなので大型犬とほぼ同じ体高ですが、体重は150キロ。体型は馬なので、二度見されることもあります」
通常は日除けシートの下で過ごしているクロエですが、気温30度までなら、多少の時間は外に出るそうです。頭にタオルを巻き、ほっかむりで熱中症対策をとったクロエの姿がツイッター上で公開されると、2000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「かわいい!」「暑さ対策万全ですね」「割烹着が似合いそう」「牧場のおっかさん」など、さまざまな声が寄せられています。
本業は呉服業 ポニーの親子に癒やされる我妻さん
クロエには、8歳の牝馬で「エピ」という名の子どもがいます。競馬の障害レースで絶対王者と呼ばれたオジュウチョウサンを真似て、「コジュウチョウサン」の異名も。さすがに競馬の障害は飛べませんが、倒木や低めのハードルを作成して、連日練習を重ねています。
ポニーの親子を見守る我妻さんの本業は、馬とは完全に別分野。都内で呉服業を営んでいます。本業で全国を飛び回る傍ら、牧場でクロエたちと接するのが癒やしだといいます。「馬が好きすぎて飼いたいと思っているときに、知人を通じてお話をいただきました。もう2頭ともかわいすぎて」とメロメロな様子です。
我妻さんのツイッターアカウント(@umagasukidesuyo)では、ほのぼのとしたポニー親子の姿を見ることができますよ。暑さに負けず、元気いっぱいに過ごす姿に癒やされること間違いなしです。
(Hint-Pot編集部)