関東地方は連日の猛暑でぐったり……。人間だけでなく、動物もたまりません。そんななか、扇風機に当たるアルパカの姿が、ネット上で大きな話題になっています。動画を投稿した千葉県の市川市動植物園（@ichikawa_zoo）に聞きました。

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動物園の暑さ対策が「見ているだけで涼めます」

「今日も　涼みマシュ」。9日、市川市動植物園がSNS上に投稿した動画には、思わず微笑んでしまうようなアルパカの姿が収められています。

　扇風機の風に当たり、モフモフとした髪の毛がふわふわ。気持ち良さそうなアルパカに、「めっちゃ涼んでる!!」「かわいいぃぃぃ～」「超シュールで笑った」「見ているだけで涼めます」「イケメン！」などのコメントとともに、10万件を超える“いいね”が寄せられました。

　強風が当たっても微動だにしません。カメラを見つめ、うっすらと笑みを浮かべているようにも見えます。アルパカにとって居心地は最高のようです。

　市川市動植物園によると、アルパカはメスの「マシュ」ちゃん（2歳）。2021年4月5日に新潟県の山古志アルパカ牧場から動物園にやってきました。

　動画は9日午後3時くらいに、飼育員の宮腰峻平さんが撮影。「扇風機の風にマシュが当たっているところを飼育員が撮影しました」と説明しました。

　動物園ではほかにも暑さ対策として、「オランウータンのミスト、馬のパドックのスプリンクラー、各獣舎での日除けネット設置」なども取り入れているそう。

　ツイートが話題になったことには、「たくさんの方にマシュちゃんを知っていただきとてもうれしく思います。こんなに多くの反響があるとは想像していなかったので驚いていますが、これをきっかけに、動物たちに会いにみなさんが市川市動植物園へ足を運んでくれたらうれしいなと思います」と喜びを語りました。

「アルパカだけでなくレッサーパンダやオランウータン、牛やヤギなど、ほかにもたくさんの身近な動物たちがいます。ほのぼのとしたいときには、ぜひ市川市動植物園へご来園ください。最近は暑いので、お客様ご自身も暑さ対策忘れずにお願いいたします！」と呼びかけています。

（Hint-Pot編集部）