シンプルで、着回し力が高い白Tシャツ。しかし、着用しているうちに自然と黄ばみや汚れが目立ってきますよね。そんなとき、衣類用の漂白剤に頼ることもありますが、使い方を間違えて失敗してしまうことも。洗濯にまつわる情報を日々発信している、花王株式会社のお洗濯周り公式ツイッターアカウント（@kao_attackjp）で失敗の原因とその復活方法が紹介され、話題になっています。

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漂白剤に漬けたはずなのに…まさかのピンク色に?

　白いTシャツに汚れが付いたとき、衣類用の塩素系漂白剤を使う人もいるでしょう。しかし、洗いあがった際、Tシャツの襟や袖口がピンク色に染まってしまったという経験はありませんか？

　花王の公式ウェブサイトによると、塩素系漂白剤を使うことで襟や袖口がピンク色に変色する原因のひとつは日焼け止めだそう。首や手首に付けた日焼け止めがTシャツに付着し、日焼け止めに含まれている成分の一部が塩素系漂白剤と反応してピンク色に変色することがあるといいます。

　ただし、その場合は生地そのものが変色したわけではないそう。ツイッターでは、対処法について「洗剤でつけ置きして何度か揉み洗いを繰り返せば、元に戻る可能性が高い」と紹介しています。揉み洗いの際には生地を傷めないように優しく洗い、丁寧にすすぎましょう。

　投稿は反響を呼び、7000件近い“いいね”が。また、引用リツイートしている人も多く「知らなかった。気をつけなくちゃ」「何度かやらかしたことあるわ」「早く知りたかった。昔、制服をピンク色にしたのよね……」「自分もなってめっちゃ揉み洗い繰り返したら白く元通りになった」など、さまざまな声が寄せられています。

　体に付けた日焼け止めは、衣類にも付着しがち。服を脱いだら衣類用の洗剤で早めに洗い、日焼け止めが付着した場所は部分洗いをするのも効果的です。すべての日焼け止めが変色の原因になるわけではありませんが、日焼け止めが付着した衣類を洗うときは、塩素系漂白剤の使用を避けたほうがいいでしょう。日焼け止めの注意書きを確認することも大切です。お気に入りの一着を長く、きれいに使えるように覚えておきたいですね。

（Hint-Pot編集部）