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藤井聡太七冠 21歳最初の対局で選んだおやつは和スイーツとアップルパイ 王位戦第3局1日目の“勝負飯”
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将棋の藤井聡太七冠に、佐々木大地七段が挑戦する第64期王位戦七番勝負第3局1日目が、北海道小樽市の旅館「料亭湯宿 銀鱗荘」で始まりました。ここまでは、第1局に続いて第2局も藤井七冠が勝利。また、並行して行われていた第94期ヒューリック杯棋聖戦は藤井七冠が防衛に成功しました。このまま王位戦も藤井七冠が4連覇に王手をかけるのか、勝負の行方も気になりますが、両者が選んだ“勝負飯”にも注目が集まっています。
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対局場が王位戦のために手作りしたおやつを堪能
7月19日に21歳の誕生日を迎えた藤井七冠。21歳になってから初めての対局で、午前のおやつに選んだのは「白桃の水羊羹と抹茶ロールケーキ」でした。このおやつは、対局場の「銀鱗荘」が王位戦のために手作りしたそう。白桃を贅沢に使用した水羊羹は、つるんとして涼しげです。そして、色鮮やかな抹茶のロールケーキはクリームがたっぷりと巻かれています。飲み物には「アイスコーヒー」を選びました。
一方、佐々木七段のおやつは飲み物のみで、「ニトリ観光果樹園ぶどうジュース」を氷なしで注文しました。甘みと酸味のバランスが絶妙なキャンベル種を使用した、濃厚なブドウジュースです。
昼食は両者ともに北海道ならではの味に舌鼓
昼食の時間に、藤井七冠は「海鮮ちらし」を選びました。新鮮な海鮮がたくさん並んだ贅沢な海鮮ちらしには、アサリのみそ汁と茶碗蒸しも添えられています。茶碗蒸しにはトウモロコシの粒がのっており、トウモロコシの生産量が多い北海道ならではの一品です。
佐々木七段は「小樽産鰊(ニシン)そば(冷)」を注文。ニシンそばと一緒に、イカ飯も提供されました。甘露煮のニシンがのったニシンそばと、イカの旨みがぎゅっと詰まったイカ飯は、どちらも北海道の郷土料理として知られています。佐々木七段も、今回の対局でしっかり地元の味を楽しんだようです。
アイスクリームが添えられた午後のおやつ
昼食で地元の味を堪能したあとは、午後のおやつです。藤井七冠は「ニトリ観光果樹園 特製アップルパイ バニラのアイスクリーム添え」を注文しました。工夫を重ねて焼き上げたアップルパイは、ニトリ観光果樹園の人気商品。同園でとれた「ふじ」リンゴがごろごろ入った、食べごたえのあるアップルパイです。飲み物には、さっぱりとした「アイスレモンティー」を選んでいます。
午前のおやつで「ニトリ観光果樹園ぶどうジュース」を選んでいた佐々木七段。午後のおやつには「黒糖風味の豆乳プリン コーヒーゼリー ほうじ茶のアイスクリーム添え」を選びました。プリン、ゼリー、アイスクリームが三位一体となった、夏にぴったりのスイーツです。飲み物はアイスクリームの味に合わせて「ほうじ茶」を注文しました。
終局は夜の見込みです。王位戦は先に4勝を挙げたほうがタイトルを獲得。藤井七冠が連勝してタイトル獲得に大手をかけるのか、佐々木七段が1勝を挙げるのか。注目が高まっています。
(Hint-Pot編集部)