近年、ひとりでキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」が脚光を浴びています。日本以外の国でもキャンプを楽しむ人は多いようですが、日本のキャンプとは違った一面もあるようです。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、日本のキャンプを初体験。母国との違いに驚きながらも感動したことを、自身のツイッターアカウントで伝えています。

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日本のキャンプ場を初体験　フランスとの違いに驚きの連続

「日本のキャンプはフランス人を驚かせる」

　そんなメッセージとともに、ツイッター上へ1本の動画を投稿したオレリアンさん。そこには、5月上旬に配偶者とその両親の4人で栃木県那須市のキャンプ場を訪れたときの様子が収められていました。

　オレリアンさんによると、テントの設営はフランスのキャンプであまり見かけない光景だそう。オレリアン自身、テントを張るのはこの日が初めてでした。家族4人で力を合わせてテントを設営。オレリアンさんは義父からロープのもやい結びを教わり、そのロープを使ってテントを固定しました。なかなかうまくはいきませんでしたが、悪戦苦闘した分、家族の絆はいっそう深まったようです。

　テントの設営が終わると、「とてもきれいで感動です。本当にワクワクしています」と語るオレリアンさん。その後、家族と一緒にキャンプ場を散策。キャンプ場のトイレや炊事場がとても清潔なことや、利用料金がリーズナブルなことに「フランスの一般的なキャンプ場とはかけ離れていました」と驚きを隠せない様子です。

　テントに戻って少し休憩したあとは、夕飯のキャンプ飯作り。まずは火をおこすところからスタートします。キャンプ飯のメニューはエビとホタテのアヒージョ、カマンベールリゾット、牛肉のワイン煮込みの3品です。「キッチン用品も環境も限られるなか、創造力でなんでも叶えるのが素晴らしい！」と、オレリアンさんはキャンプ飯を絶賛します。食後には、残り火を使って焼きマシュマロ作り。初体験の味に「素晴らしい。これはヤバイ」と満面の笑みを浮かべていました。

　今回のキャンプでさまざまなことを体験したオレリアンさん。「想像していたものとははるかに違いました！　忘れられない思い出です」と、とても充実した時間を過ごせたようです。

　投稿は反響を呼び、リプライ（返信）には「キャンプってそういうものだとう思っていたけど、フランスは違うんですね」「えっ。海外のキャンプは違うのですか？」「逆にフランスだとどういうキャンプになるのか興味ある」という声が。

　そこでオレリアンさんは、別の投稿でフランスのキャンプについて紹介。フランスのキャンプ場は海沿いやプールにあることが多く、キャンピングカーやコテージを使うことが多いそうです。フランスと日本、両方のキャンプを体験したオレリアンさんは「日本のキャンプ派」と綴っています。

（Hint-Pot編集部）