Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

海外ニュース

生後間もなく保護された子猫 口蓋裂と足の障害と闘う姿が米国で大注目

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

生後間もなく保護された子猫が米国で話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
生後間もなく保護された子猫が米国で話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 生まれながらに障害を持った子猫が米国で注目を集めています。四肢が曲がり、口蓋裂を持ったその子猫。保護団体の公式TikTokアカウントで公開されると大反響を呼びました。将来的には里親募集も行われる予定だという子猫の現在とは。

 ◇ ◇ ◇

TikTokで大人気の子猫テイター・トット

 米ユタ州の動物保護団体「キティ・クルスエイド」は、公式TikTokアカウントで、ハーレーダビッドソンに乗る1匹の子猫を紹介しました。すると、80万件近い“いいね”を集め大きな話題に。その子猫の名前は「テイター・トット」といいます。

 発見時、テイターは生後1日から2日ほどで、近くには兄弟ねこもいました。ところが、テイターの半分ほどの大きさしかなかった兄弟はすでに亡くなっており、テイター自身にも重い障害が。4本の足は関節が90度に曲がっており、口蓋裂も見られたのです。そこで2本の前足には副木が着けられ、誤嚥を防ぐために食事を管理することになりました。

 保護団体のアッシュ・ホートンさんは米国「FOXニュース」の取材に対し、「口蓋裂の手術は失敗する確率が高く、解決するには何度も手術が必要です。そのため現時点では子猫を大きく、丈夫にすることだけに集中しています」と語っています。

 里親に引き渡すためにはまだまだ治療が必要ですが、同団体は将来的な養子縁組に向けて、テイターが頑張る姿をたびたびTikTokで紹介しています。

 初投稿の翌日には、前足の副木が外され自分の足でゆっくりと歩く動画が公開されました。その後も、登場するたびに大反響を呼んでいるテイター。体調が落ち着いたらきっと素敵な家族のもとへ引き取られ、幸せな生活が待っていることでしょう。

(Hint-Pot編集部)