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ヘンリー王子 ウイリアム王子とは「別々の道を歩みだした」
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兄との関係を聞かれインタビュー中に異変!? 「心が離れた」地元紙が報じる
10月20日午後9時(現地時間)から英民放ITVが放映したドキュメンタリー番組「ハリーとメーガン:アフリカの旅」(Harry and Meghan: An African Journey)中、ヘンリー王子がウイリアム王子との仲について告白。「確かに最近の私たちは別々の道を歩んでいる」と語り、ふたりの方向性の違いを明確にした。
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英大衆紙「ザ・サン」はこのヘンリー王子の発言に注目。「心が離れた」と見出しで伝えた。
確かにインタビュアーから次の質問を受けると、ヘンリー王子の様子が変わった。「メディアは色々とあなたと兄の関係を報じているが、本当のところはどうなのか?」と聞かれた瞬間、まず神経質そうな笑い声を上げた。
それからすぐに緊張した表情になって語り始める。声は少し上ずり、初めの「part」(パート)という単語の頭を「パパッパパ」と口ごもってしまった。いかにも話しづらそうな話題に見えた。
まずは「この仕事、役割には、ロイヤルファミリーとしての重圧がある」と話し始めて、最近不仲が報じられるウイリアム王子との関係には、そんなメディアの重圧が関係していることをほのめかした。
具体的な話はしなかったが、以前の英メディアではウイリアム王子がメーガン妃との結婚に関して、「ことを急ぐべきではないかもしれない」とアドバイスしたことに対し、ヘンリー王子が「僕はキャサリン妃との結婚の時は100%サポートした」と激怒したという報道もあった。
しかし、その後「私たちは常に兄弟。私はいつでも彼を支えるし、彼も私を支えてくれる。彼のことは心から愛している。メディアで報じられていることの大部分は全く根も葉もないこと」と話して、ウイリアム王子に対する変わらぬ愛情を示していた。
ところが、その一方で「確かに最近の私たちは別々の道を歩んでいて、多忙なこともあり以前のようには頻繁に会っていない。それはどの兄弟も同じだと思うが、いい日もあれば悪い日もある」とも語って、ウイリアム王子との間に明らかな考え方の違いがあることも示唆していた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)