暑い日に食べたくなる、かき氷。最近では専門店も珍しくなく、厳選した氷や果汁たっぷりのソース、フレッシュなフルーツのトッピングなどを使用した、フォトジェニックなかき氷が大人気です。日本在住7年目のフランス人YouTuber、オレリアン・プダさんもその魅力を知ってしまったようで、「フランスには存在しない絶品スイーツ」と自身のYouTubeチャンネルで絶賛しています。

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ふわふわの氷と贅沢な味わいに言葉を失う場面も

　オレリアンさんは9日、猛暑を吹き飛ばす特別企画として「日本一のかき氷を食べに行こう！」と、食べログ1位を獲得した都内のかき氷店を訪問した際の動画を投稿しました。同行したのは、友人である舌の肥えたフランス人シェフ・シャルルさんです。

　店内に入ると、ちょうちんが灯る内装にさっそく心惹かれたオレリアンさん。「色彩豊かで美しい店内。歓迎されているような、祭りのような温かさがある」との感想を述べています。また、メニューの豊富さに「パーティーのようです。すべて美しくて、全メニュー制覇したくなります」と、早くも期待が高まっている様子です。

　ふたりは目移りしながらかき氷をチョイス。シャルルさんは「南高のスケバン梅」、オレリアンさんは「レモンヨーグルトとマンゴーのタルト風」を注文しました。

「南高のスケバン梅」が運ばれてくると、「実際に見るととても大きい！　ボリューム満点だね」とサイズに驚くとともに、味への期待が募ります。そして「レモンヨーグルトとマンゴーのタルト風」が登場すると、シャルルさんは思わず「ケーキじゃないか！」と、ホールケーキのようなフォルムに感嘆の声を上げました。さらに「ほかでは絶対に見ない形で素晴らしい。独創的」とシェフならではのコメントも。

　スプーンをかき氷に差すと「ふわふわ」と感動し、「こんなにワクワクするなんて」と食べる前から盛り上がるふたり。口に入れた瞬間、軽い氷の食感に目を見張りつつ、おいしすぎて言葉を失います。

　シャルルさんは「結晶が細かい！　水と機械の質の高さを実感できる」と、雲のような食感の氷に感動。また、シロップの味わいも気に入ったようで「梅の酸味もしっかり感じる。甘さがうまく調節されている」「梅の食感とジューシーさも最高」と大絶賛しています。

　一方のオレリアンさんも、絶妙なアクセントになっているレモンの砂糖漬けや、高級フルーツであるマンゴーがトッピングされていると食レポ。「ほかにはない贅沢感」「たたみかける衝撃的なおいしさ！」と、日本のかき氷にすっかり魅了されたようです。

「まだまだいけるよ（笑）」と追加オーダー

　ふたりはお互いのかき氷を交換し、「どちらも素晴らしい」と盛り上がりました。あまりのおいしさに勢いがついたオレリアンさんは、「もうひとつ頼んじゃおうかな……」とぽつり。すると、シャルルさんもすかさず「まだまだいけるよ（笑）」と答え、追加オーダーすることにしました。

　こうしてオレリアンさんは「ティラミス」味をチョイスし、シャルルさんは「濃厚紫いも牛乳」をオーダー。「相性が想像できない」と言っていたオレリアンさんでしたが、実際に口にすると「味が深い」「ティラミスの新しい楽しみ方だ」と絶賛します。シャルルさんも「サツマイモの味をしっかり感じる」「サツマイモが甘さを全力で引き出している」と、2品目のフレーバーにも大満足しました。

　すべての味を際立たせているのは、ベースである氷だとオレリアンさんは考察。「山頂で粉雪を口にしている感覚」だとシャルルさんも賛同します。「新しい味を試すたびに新しい驚きをくれる」と感じ入ったふたりは、店内にいるほかのお客さんが食べているかき氷も気になり、思わずキョロキョロしてしまう場面も。「全部制覇したい」「いろいろ目移りしちゃう」と、新たなスイーツとの出会いに興味が尽きないようでした。

　コメント欄には、「何層にも重ねられた褒め言葉」「おふたりの食レポは最高ですね」「フランスの方は食に対する知識が深いから言葉がすごい出てくるね」「夏に雪のようなフワフワのかき氷を食べるのは最高！」などの声が寄せられています。

　美食の国から来たオレリアンさんとシャルルさんも絶賛する、日本のかき氷。日本を訪れる外国人のみなさんにも、味わってほしいですね。

（Hint-Pot編集部）