出勤日がちょうど保育園の休みの日と重なってしまったという方もいるでしょう。そこで幼い子どもを一日中、実母（祖母）に預けたところ、非常に細やかなサポートがあったというママのX（ツイッター）投稿が話題になっています。実母が書いたメモを見た人からは「これはありがたい」「保育園の連絡帳のよう」と絶賛の声が。投稿した1児の母・ふい（@6_ubaiuhiac）さんに詳細を聞きました。

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SNS喝采　「完璧なメモ…実母様に大拍手」

「保育園お休みにあたり実母に1日子を預けて会社から帰宅したら渡されたメモ」

　15日、ふいさんが実母から受け取った手書きのメモの写真を添えてXに投稿すると、9万件の“いいね”が寄せられる反響に。「完璧なメモ……実母様に大拍手」「これはありがたい」「まるで、保育園0歳児クラスの記録みたいです」「安心して預けられますね」「保育士さんですか」など、実母の心配りに称賛の声が上がりました。

　子どもは0歳。メモにはミルクや食事、トイレ、散歩までその日何をしたのかについての報告が、時間ごとに詳しく書かれています。

　ふいさんによると、子どもを長時間、実母に預けたのはこの日が初めてだったそうです。

「離れて住んでいるため、帰省のときに数時間お願いして出かけることはありましたが、1日預けたのは今回が初めてでした」

　にもかかわらず、メモからは子育てに慣れている印象が伝わりました。どうしてこのようなことができたのでしょうか。

「私の4つ下に妹がいますが、近い親族に子どもはいませんし、とくに保育士や看護師などの資格も持っておらず、保育経験は自身の娘2人のみです。今回預けた娘は母にとって初孫にあたるので、子育てに関わるのも久しぶりだと思います。普段はお調子者の明るい母です」

　あったのは母親としての育児経験だけ。ブランクをまったく感じさせないサポートは、素晴らしいのひと言です。

「まず、ひと言も頼んでいないのに記録を取ってくれていた気遣いに驚きました。子どもを預けた親が気になるであろう情報が過不足なくまとめられているのにも感心しました。実はこのメモのほかにも、リアルタイムで『今何をしているよ』といったLINEを写真付きで送ってきてくれており、安心して預けることができました」と、ふいさんも驚きを隠せません。

　実はこれまでも実母の親身なサポートを感じることがあったといいます。

「私が難産で産後、長い間動けなかったのですが、そのときのサポートがありがたかったです。初孫なので内心は盛り上がっていたのではないかと思うのですが、育児の楽しいところは私や夫に譲り、家事・育児の両立で大変なところを的確に助けてくれて良い母を持ったなと思いました。また、妊娠中もつわりがひどく長かった私のために、食べられるものを調べて買ってきてくれたり、作ってくれたりしたのも大変助かりました」

　うらやましいほどの親子の関係です。

　投稿の反響については、「なんの気なしに載せたメモにここまで反応していただき、びっくりしています。本人に伝えたところ、『もっときれいに書けば良かった！』と恥ずかしがっていました（笑）。これからも周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れず、育児と生活の両立を頑張っていきたいです」と結びました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）