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漫画

赤ちゃんの泣き声を謝罪する母親 優しい世界に約3万人称賛 「マダム素敵すぎる」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:関口かんこ(@pkb5648)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:関口かんこ(@pkb5648)さん】

 赤ちゃんの泣き声で迷惑をかけていないかを気にして、謝罪するお母さんを見かけることがあります。赤ちゃんは泣くのが仕事。元気いっぱい泣いてほしいですよね。そんな時にポジティブな言葉をかけたご近所さん。その言葉から新たな発見があったという漫画がツイッター上で3万件近い“いいね”を集め、大きな話題になっています。作者で漫画家の関口かんこ(@pkb5648)さんに詳しいお話を伺いました。

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赤ちゃんの泣き声を謝罪する母親 ご近所マダムの反応は

 関口さんはある朝、近所のご婦人たちと立ち話に花を咲かせていました。すると、向かいのマンションから泣いている赤ちゃんを抱っこしたお母さんが。ご婦人たちが赤ちゃんに反応すると、お母さんは「すみません 泣き声うるさくて」と謝罪します。

 申し訳なさそうなお母さんに対し、「なァに言ってんの!」と笑い飛ばすご婦人たち。さらに、「年取ると赤ちゃんの声聞いたら寿命が伸びる気がするんだから!」と、泣かせておけばいいとフォローします。その一言に、ハッとする関口さん。

「オタクの言う新規の悲鳴は健康にいいってやつかー!!」

“新規”とは、オタク用語で「新たなファン」のこと。新しいファンが作品などに触れてときめいた時に上げる悲鳴(歓声)は、聞いている方も新鮮な気持ちになりとても元気が出るため健康に良いと、オタクたちの間ではいわれています。つまり関口さんは、赤ちゃんの泣き声を“新規の悲鳴”に当てはめてすっかり共感してしまったのです。

 漫画は大きな話題になり、2.7万件もの“いいね”が集まりました。また、リプライ(返信)には「素敵なご近所さん」「マダム素敵すぎるでしょ」「そうだそうだ聞かせろ聞かせろ」など、称賛の声が寄せられています。