どうぶつ
歩くのを拒否するゴールデンレトリーバー 断固として動かない姿に「散歩あるあるですね」
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散歩中、それまで元気に歩いていた愛犬が、急に固まって動かなくなったという経験をしたことはありませんか? 今回ご紹介するのは、散歩を楽しんだ帰り道、突然フリーズしたゴールデンレトリーバーです。日差しが強まるなか、動きたくないいぬと動いてほしい飼い主さんの静かな戦いがスタート。その結末はいかに? 当時の状況について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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コロナ禍で家族に癒やしを与えてくれたチップくん
ゴールデンレトリーバーの男の子で3歳5か月の「チップ」くん。性格は、とても優しくおっとりしています。動きもゆっくりで、ボーッとしていることが多いため、番犬というよりは守り神のような存在なのだそう。
チップくんが飼い主さんのおうちに迎えられたのは、2020年5月、新型コロナウイルス感染症の拡大によって緊急事態宣言が発令された頃のこと。暗く沈んだ飼い主さん家族に、笑顔をもたらしてくれたのがチップくんでした。
「見学に出向いた先で、コロコロとしたかわいらしいゴールデンレトリーバーの子いぬを見て、家族みんなひとめ惚れ。すぐに迎えることにしました。チップは、コロナ禍にやってきた天使です」
日陰を見つけて小休止 家族に見せるため動画を撮影
こうして、チップくんは飼い主さん家族からたくさんの愛情を受けて成長。3歳をすぎた今でも愛らしい行動で、飼い主さん家族を翻弄します。
話題の動画が撮影された日、チップくんと飼い主さんは午前5時半に散歩へ出発。だんだんと日が昇り、40分ほど経った頃には気温が24度まで上がりました。ようやくおうちに続く下り階段まで来たところ、チップくんはピタリと静止。なぜかその場から動かなくなってしまったそうです。
「すぐ歩き出すと思いきや、歩きませんでした。いつもならおやつを持って散歩に出かけるのですが、この日はたまたま忘れてしまい『どうしたものか……』と、困ってしまいました。あとで家族に『大変だったよ』とこの状況を説明するために、動画を撮影しました」
飼い主さんは、チップくんの姿を収めた動画に「大型犬に歩くのを拒否されると飼い主はどうにもならない」との心情を添えてXに投稿。すると、4000件を超える“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には「たまにありますよね、突然ストップ。先代もやりましたけど、これ結局、何を訴えているのでしょうね」「散歩あるあるですね。暑いのか? 座り心地が良いのか?」「我が家のわんちゃんも、朝のお散歩で遠くに遠くに行きたがって動かなくなります」など、愛犬家から共感の声が数多く寄せられています。