夏のお散歩は危険がいっぱい！　トラブルを未然に防ぐための対策とは？

　このあと、チップくんは雑草で日陰になっているところを見つけて、5分ほど“伏せ”をした状態で休んでいたそうです。

「最初はチップを撫でていましたが、太陽に照らされて暑いのは飼い主も一緒。おしりをポンポンしたり、リードを引いたりして説得すると『やれやれ……』と言わんばかりに、ようやく動き出してくれました」

　飼い主さんによると、こうしてチップくんがお散歩中に固まるのは日常茶飯事。行きたくない道は立ち止まって拒否し、「こっちへ行く！」と別の道へ進もうと意思表示するそうですよ。このとき、チップくんが固まったのにはどのような理由があったのでしょうか？

「この日はもうすぐおうちへ着くところでしたが、体力がなくなったのか、まだ帰りたくないのかわかりませんがフリーズしてしまいました」

　ちなみに、チップくんに再び、動き出してもらうのための秘策は2つあるそうです。ひとつ目は、多くのわんちゃんと同じようにおやつで誘い出すこと。ふたつ目は……？

「家族ふたりでチップの散歩に行くことです。ひとりが先へ行くとチップが追いかけるので、できれば散歩はふたりで行きたいです」

　わんちゃんにとって散歩は欠かせないものですが、夏場は熱中症などの危険も。飼い主さんは、チップくんにいぬ用のクールネックや人間用のアイスベストを巻いたり、早朝や日が落ちた夕方以降に出かけたりして対策しているそうです。

家族の表情が豊かに　チップくんと暮らし始めて変化したこと

　我が子のように、チップくんへ惜しみない愛情を注いでいる飼い主さんご家族。Xアカウントの自己紹介には「ゴールデンレトリーバーを飼ったら人生変わった」と綴られています。チップくんとの暮らしを通して、飼い主さんご家族にはどのような変化があったのでしょうか？

「家族の表情がすごく豊かになりました。子どもが夏休みに描いた“動物愛護の心”をテーマにした絵をXで公開したところ、多くの反響をいただきYahoo！ニュースにも取り上げられました。チップを迎える前は考えられないことで、チップのおかげだと思っています」

　チップくんを飼い始めてから、お金と時間の使い方や生活習慣が変わるなど、生活が一変したことでも話題になっている飼い主さん。これからもたくさんの思い出を紡ぎ、笑顔いっぱいの毎日を過ごしてほしいですね。

○取材協力：ゴールデン@チップ（@zawaten30）さん

（Hint-Pot編集部）