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「保護施設に連れて行ってください」 迷い犬の首輪に手書きメモ 情報提供の呼びかけに里親希望者が殺到【米】
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犬を捨てる人は一昔前に比べると減少傾向にありますが、残念なことに現在でも心ない行為をする人は後を絶ちません。米国では「助けてください」というメモを首輪にくくりつけられた迷い犬が保護され注目を集めました。現在、地元警察は飼い主を捜索中ですが、情報提供を呼びかけるSNS投稿には「お迎えしたい」という里親希望者が殺到しています。
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通報を受けて現場に到着した警察官のもとへ駆け寄って来たローラ
米ウィスコンシン州プラットビル警察署は現地時間8月25日、公式フェイスブックで1匹の迷い犬に対する、情報提供を呼びかけました。犬の名前は「ローラ」。公園内をひとりぼっちでさまよっていたところ、同署に「犬が逃げている」との通報が入ったそうです。
それを受けて同署の警察官が公園に出動。到着すると、ローラはすぐに駆けよってきて、パトカーに飛び乗ったと伝えられています。
ローラはピンク色の首輪をしており、明らかに飼い犬だったことが分かります。そして、その首輪には「助けてください。保護施設に連れて行ってください。私の名前はローラです」と手書きされたメモがくくりつけられていました。
同署はローラが迷子になったか、または捨てられた可能性があるとして一時的に保護。飼い主の情報提供を求める投稿は注目を集め、200件近いコメントが寄せられました。そして、そこには「彼女が欲しい! 永遠の家を用意しましょう!」「彼女が家を必要としているなら、私たちはぜひ提供したいと思います!」「彼女を引き取りたいです!」など、里親希望の声が殺到。多くの人がローラの行く末を見守っています。
(Hint-Pot編集部)