Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

海外ニュース

夏も「猫バンバン」が必要な理由 子猫2匹が車の中に…ハッピーエンドに感動の声【米】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

車のエンジンルーム内に猫がいないか、乗車前に確認を(写真はイメージ)【写真:写真AC】
車のエンジンルーム内に猫がいないか、乗車前に確認を(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 外で暮らす猫が、エンジンルームなどの車内へ気づかないうちに入り込んでしまうことがあります。寒い冬の時期に発生するイメージですが、実は暑い夏も注意が必要です。実際に米国で先日、高速道路を走行中の女性が異音に気がつき確認したところ、エンジンルームから2匹の子猫を発見する事件が。警察官が駆け付け無事に救出されました。子猫たちのハッピーエンドが話題になっています。

 ◇ ◇ ◇

警察官や夫が駆け付け無事に救出

「ゴロゴロという音は、エンジンから出ているものではないことがわかりました」

 そんなユニークな書き出しで、2匹の子猫が起こしたハプニングを公式フェイスブックアカウントで報告したのは、米アリゾナ州公安局です。

 事件は8月14日の朝に発生しました。ある女性が車で通勤するため、同州の高速道路を走行していると、車のボンネット下から妙な音が聞こえてきたそう。女性は車を道路の脇に停め、ボンネットを開けて中を確認。すると、助手席の下付近に2匹の子猫がいることがわかりました。

 女性が通報すると、警察官とロードサイドサービスの担当者が現場に駆け付けてくれたそう。そして女性の夫も駆け付け、用意した工具を使用し、2匹の救助に臨みました。

 その結果、子猫たちを無事に救出。車の持ち主である女性と夫は、子猫たちを引き取り自宅に連れて帰ったそうです。

「猫バンバン」は季節を問わず必須!

 ひとつ間違えば大惨事になりかねませんでしたが、幸せな結末を迎えたこの事件。コメント欄には「素晴らしい仕事だ! ハッピーエンド!!」「この子たちの声が聞こえて本当にラッキーだった。最高だね」「子猫たちが無事で良かった」「このかわい子ちゃんたちはなんて楽しい旅をしたんだろう」など、感動の声が寄せられています。

 日本では、大切な猫の命と愛車を守るため、乗車前にボンネットを叩いて猫に出ていくよう促す「猫バンバン」が推奨されています。寒い季節に大々的なキャンペーンが行われることが多いため、冬のイメージが強いですが、夏も油断禁物。エンジンルームは雨風をしのげる場所でもあるため、暑い夏でも猫がエンジンルームに入り込むことはあります。

 そのため季節を問わず、猫がエンジンルームに入り込んでいないか、車のエンジンをかける前にボンネットを開いて確認したり、軽く叩いたりしてください。少しの心がけで、悲しい事故を回避することができるでしょう。

(Hint-Pot編集部)