自宅の洗濯機を使った洗い方

　あまり手間暇かけずに洗いたい方は、洗濯機を使う方法がおすすめです。ただし、型崩れする可能性があるため、デリケートなぬいぐるみは避けたほうが無難です。

○洗濯機を使用する方法

【用意するもの】
中性洗剤
タオル
洗濯ネット

【手順】
1. 軽くブラッシングして汚れやホコリを浮き立たせたあと、ぬいぐるみを洗濯ネットに入れる
2. ドライコースで洗いからすすぎまでを行ったら、洗濯機を一度止める
3. ぬいぐるみを取り出してタオルで包む
4. 脱水時のすすぎが終わったら、一度ぬいぐるみを取り出し、タオルと洗濯ネットで厳重に包む
5. タオルと洗濯ネットで包んだぬいぐるみを洗濯機に入れ、脱水を行う
※10秒刻みで細かく脱水するのがコツ

水洗いできないぬいぐるみに使える「拭き洗い」

　手洗いが難しいほどデリケートな素材のぬいぐるみを洗う場合、生地を傷めないように注意が必要です。そんなときは、ピンポイントで汚れを落とす「拭き洗い」がおすすめとのこと。

○拭き洗いの方法

【用意するもの】
バケツ
中性洗剤
やわらかいブラシ
タオル（2枚）

【手順】
1. ぬいぐるみを軽く叩いて内側のホコリを浮かせる
2. ブラシを使ってぬいぐるみをブラッシングし、表面のホコリや軽い汚れを落とす
3. バケツに中性洗剤と水を入れて混ぜる
4. バケツにタオルを浸して、しっかりと絞る
5. 固く絞ったタオルでぬいぐるみの表面を拭く
6. もう一枚のタオルをきれいな水で洗い、固く絞る
7. ぬいぐるみについた表面の洗剤をタオルで拭き取る

洗ったぬいぐるみの干し方

　洗い終わったら、最後にぬいぐるみを乾かします。元のふわふわしたぬいぐるみに仕上げるためには、干し方にちょっとしたコツが必要なようです。

○ふわふわに仕上げる干し方

【手順】
1. ぬいぐるみの毛の流れとは逆の方向へブラッシングする
2. 型崩れや生地の傷みを防ぐため、釣り下げるタイプの洗濯ネットの上に置いて干す
3. 変色の原因となる日差しを避けるため、必ず日陰で陰干しにする
※風の流れが良い場所を選んで干すのがコツ

　投稿のコメント欄には、「勉強になります」「やっぱり手洗いがいいと思います。詳しい解説ありがとうございます」などの声が寄せられています。

　ぬいぐるみには汚れやホコリなどがついてしまうため、定期的な洗濯が必要だといいます。さらに投稿では、赤ちゃんや小さな子どもが使うぬいぐるみを洗う場合、口に入れる可能性もあるため、食器用の中性洗剤を使用するのがおすすめだそう。中性洗剤は、ぬいぐるみを誰が使うのか、その目的に合わせて変更するとより安心ですね。

（Hint-Pot編集部）