今年の夏は汗をかく機会が多く、洗濯する回数も多かったことでしょう。洗濯で衣類が色落ちしてしまい、ほかの服に色がついてダメにしてしまうことがあります。防ぐ方法はあるのでしょうか。洗濯にまつわる情報を日々発信している、花王株式会社のお洗濯周り公式X（ツイッター）アカウント（@kao_attackjp）が、色落ちを防ぐ方法について紹介しています。

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原因は洗濯ではなかった？　色落ちを防ぐポイント3つ

　黒や紺、グレーなどの濃い色の服が、洗濯するたびに色落ちしてしまうことがありますがなぜでしょうか。花王の公式サイトによると、「染料を分解するような強い漂白力は、洗剤や酵素系漂白剤はありません」とのこと。

　東京都クリーニング生活衛生同業組合によると、汗に含まれる塩化ナトリウムや尿素といった水分以外の成分の一部と、高いエネルギーを持つ紫外線が、衣服に使用されている染料を分解しているといいます。実は、衣類の色落ちや変色には、汗や紫外線の影響が大きいのです。

　そこで、花王の公式Xアカウントが投稿した、「黒や紺の衣類が色落ちしにくい洗い方」を参考にしてみましょう。ポイントは3つです。

○中性洗剤で洗う
○ドライコースなどで洗う
○強い日差し、天日干しを避ける

　リプライ（返信）には、「ありがとうございます。気をつけたいと思います」という声が。

　さらに靴下の製造・販売を行うTabio靴下屋の公式Xアカウント（@Tabio_JP）も、花王の投稿に反応。「靴下もTシャツもなんでもそうですが」と前置きしたうえで、屋外で干す場合、紫外線による色落ち防止には「裏返して干すというのが確実です」とアドバイスしています。

　お気に入りの衣類こそ、しっかりケアして大切に着たいですね。

（Hint-Pot編集部）